ゼロから始める資格学習FP3級

FP3級 · リスク管理 02 / 05

損害保険と第三分野

事故の原因と、何の損失を補うのかを分けて考えます。火災・地震・自動車・傷害と、医療・がん・介護の契約条件を比べます。

試験法令基準:2026年4月1日 対象日程を確認

このページで分かること
  • 実際の損害と契約上の補償を区別する
  • 火災と地震の補償を見分ける
  • 医療・がん・介護の給付条件を読む
このページの内容

01 まずこれだけ

家の修理費、けがの治療費、働けない間の生活費は、同じ「困ったこと」でも損失の種類が違います。保険を読むときは、事故の原因、損害を受けた人や物、支払われる条件を順に確かめます。

損害保険では、保険金額の数字だけで受取額が決まるとは限りません。対象となる実際の損害や免責、限度を契約で確認します。

02 仕組みを理解する

火災・地震・車・けが

火災保険があっても、地震や噴火、それらによる津波を原因とする損害は火災補償だけから推測できません。地震保険は火災保険に付帯する仕組みです。地震後の火災も原因に注目します。

自動車では、自賠責と任意保険、相手の人・物、自分や同乗者、車両の損害を分けます。傷害保険は、病気の保険と同じではありません。事故の急激性・偶然性・外来性など、契約の要件を読みます。

03 違い・条件を整理する

第三分野は病名だけで判断しない

医療保険の入院・手術・通院、がん保険の診断・治療、介護保険の所定状態は、商品ごとに条件が違います。例えば公的介護保険で要介護認定を受けても、民間の介護保険から必ず同じ条件で給付を受けられるとは限りません。

第三分野で先に読む条件
備え確認すること
医療対象となる入院・手術・通院、日数や限度
がん診断・治療の支払事由、待機期間、再発時の条件
介護所定の介護状態、継続期間、公的認定との関係

就業不能への備えも、病気・けがで働けない状態、免責期間、給付期間を確認します。治療費の給付と、減った収入を補う給付は目的が異なります。

04 試験ではここを見分ける

「地震が原因か」「誰のどの損害か」「契約で定める給付事由を満たすか」を設問ごとに確認します。公的制度の認定や診療を受けた事実だけで、民間保険の支払を断定しないのがポイントです。

05 例題で確認

ここまでの判断を、ページ内で確かめます。回答は保存されず、再読込すると未回答に戻ります。

問1

損害保険では、契約の保険金額があることだけで、実際の損害額を超えて受け取れるとは限らない。

問2

地震を原因とする損害については、火災保険の名称だけでなく、地震に関する補償条件を確認する必要がある。

問3

介護認定を受けた家族がいる。民間保険の給付を確認する最初の資料を選ぶ。 このテーマの判断として、最も適切なものはどれか。

06 まとめ

  • 損害保険は対象事故・実損・免責・限度を読む。
  • 地震保険は火災保険に付帯し、地震等を原因とする損害に備える。
  • 第三分野は病名より支払事由と期間を確認する。

確認に使った一次情報

本文はFP3級の学習用です。個別契約・申告は、契約資料と最新の公式情報で確認してください。