ゼロから始める資格学習FP3級

FP3級 · 金融資産運用 03 / 05

投資信託・外貨・金融商品の基本

投資信託と外貨建商品は、運用先だけでなく費用と円に戻す条件まで確認します。商品の名前から利益を推測しない読み方を学びます。

試験法令基準:2026年4月1日 公式日程

このページで分かること
  • 投資信託の仕組みと基準価額を説明する
  • 分配金と運用成果を分ける
  • 外貨の購入・換金レートを読み分ける
このページの内容

01 投資商品は何を持つ?

複数の資産に投資する投資信託でも、元本が保証されるわけではありません。誰が販売し、誰が運用し、誰が財産を保管するかを分けると、商品の説明書を読みやすくなります。

外貨建商品は外貨の値動きだけでなく、円に戻す為替レートが損益に影響します。外貨で増えても円換算で必ず増えるとは限りません。

02 投資信託・外貨の仕組み

投資信託の価値と費用

投資信託の基準価額は保有資産の評価と費用を反映します。手元の評価額は基準価額と保有口数の単位をそろえて求めます。販売手数料、信託報酬、信託財産留保額の有無も商品ごとに確認します。

分配金はファンドの財産から支払われます。受け取った金額だけで利益と決めず、分配後の基準価額と、購入時の個別元本を合わせて見ます。

外貨では交換の往復を考える

円から外貨を買うときと、外貨から円に戻すときの銀行のレートは同じではありません。TTSとTTBの差は費用に相当します。元本、利息、満期時の為替を同じ通貨へそろえて比較します。

外貨預金や外貨建債券は、それぞれ運用対象の信用リスクや価格変動もあります。為替の方向だけで商品全体の安全性を判断しません。

運用性のある保険商品は条件を読む

変額保険など運用性のある保険では、保障と運用損益・費用を別々に確認します。商品の種類が複雑なほど、使う目的と損失が出る条件を先に明確にします。先物やオプションなどの派生商品は次のページで扱います。

03 費用とリスクの比べ方

外貨の問題は最初と最後の通貨を決め、交換ごとにTTS・TTBのどちらを使うか書きます。投資信託は基準価額、口数、費用、分配金を一つの数字に混ぜないでください。

04 例題で確認する

正解を選んだあと、全選択肢の理由まで確認しましょう。このページの回答履歴は保存しません。

問1

一般的な契約型投資信託について、運用方針に従って投資先を判断する役割はどれですか。

問2

基準価額が1万口当たり11,500円の投資信託を40万口保有しています。税金・費用を考えない評価額はいくらですか。

問3

1米ドル145円から155円への変化は、米ドルに対する円高である。

問4

150,000円をTTS150円/米ドルで預け、年5%の単利で1年間運用しました。満期のTTBは140円/米ドルです。税金・追加費用はなく、提示レートは手数料込みです。円換算年利回りは何%ですか。

05 要点をまとめる

  • 投資信託の評価額は基準価額と口数の単位をそろえる。
  • 分配金だけで利益を判定しない。
  • 外貨の購入と円への換金は異なるレート。
  • 運用性のある商品は保障・費用・リスクを分ける。

確認に使った一次情報

制度の適用は条件や時点によって変わります。受検・申告・契約時には最新の公式情報も確認してください。