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5-09 · エンジニアリングシステム4節・復習・4問

設計を試し、部門で早く共有する

このパートで確かめること
  • 図面の設計、性能の解析、加工の支援を区別できる。
  • モデルの試行と実測を組み合わせて結果を確認できる。
  • 関連部門が早く共有し並行して進める目的を選べる。
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説明 1 / 4
このページの目次 4節・復習と4問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1作る前に、形を設計する

エンジニアリング分野におけるIT(情報技術)活用は、設計や製造を支援し、生産・在庫管理を効率化することです。CAD(Computer Aided Design:コンピュータによる設計支援)は、製品の図面や立体モデルを作る仕組みです。

ねじ穴の位置や部品の寸法をデータで管理し、変更を共有できます。

CAE(Computer Aided Engineering:コンピュータによる工学的解析支援)は、強度や熱などを解析します。CAM(Computer Aided Manufacturing:コンピュータによる製造支援)は、加工用のデータ作成等で製造を支援します。

図面、解析、加工と役割を分けます。

設計・解析・製造
CAD

図面・立体モデルを作る

CAE

強度・熱等を解析

CAM

加工用データ等で製造を支援

本文の例を役割や順序で整理した模式図です。

この説明に出てきた略語の正式名称
IT
Information Technology
情報技術

2シミュレーションとセンシング

シミュレーションは、対象をモデルに置き換え、条件を変えて振る舞いを試すことです。棚に荷物を載せたときの変形や、工場の配置を変えたときの待ち時間を検討できます。実物を作る前に問題を見つけやすくなりますが、モデルや前提の誤りは結果に影響します。

センシング技術は、温度・圧力・振動・画像など現実の状態を測る技術です。実測値とシミュレーション結果を比べてモデルを改善します。仮想で試すことと、現実を測ることは異なります。

現実とモデル
センシング

実際の温度・振動等を測る

シミュレーション

モデルで条件を変えて試す

比較

実測と照合してモデルを改善

本文の例を役割や順序で整理した模式図です。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

設計が終わる前に製造担当が見てよいの?

ビット

初期案から相談することで、加工しにくい形などを早く発見できるんだよ。

3コンカレントエンジニアリング

コンカレントエンジニアリングは、設計・製造・調達等が早くから情報を共有し、関連する工程を並行して進める開発手法です。設計が全部終わってから製造部門が見ると、「この形は加工できない」と大きなやり直しが起こり得ます。

早い段階で製造の条件を設計へ返すと、手戻りと開発期間を減らすことを狙えます。

単に同時に着手して相談しないことではありません。順次実施の一部に後戻りの矢印を加えた図や、全体を繰り返すだけの図とも違い、工程の期間が重なり情報共有される点を見ます。

並行開発の情報共有
設計

初期案を早めに共有

製造・調達

加工や部品の条件を返す

並行して調整

大きな手戻りを減らす

本文の例を役割や順序で整理した模式図です。

4目的を取り違えない

この並行開発の主な狙いは、開発期間・納期の短縮と早期の問題発見です。セキュリティ、省エネルギー、最新技術の採用は製品の別の目標になり得ますが、並行開発という手法そのものの定義ではありません。

設計・解析・製造のデータを連携させることで、同じ寸法を何度も入力する手間や転記ミスも減らせます。導入したソフトの名前より、工程間で何が共有されるかを確かめます。

手法の目的と製品の目標
並行開発の狙い

開発期間・納期の短縮

製品の目標

安全・省エネなど

採用技術

最新技術を使うかは別の判断

本文の例を役割や順序で整理した模式図です。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

シミュレーションで合格なら実験は不要?

ビット

モデルの前提や精度には限界があるんだ。実測との確認を組み合わせよう。

2

復習

このレッスンを振り返ろう

CAD・CAE・CAMは、全て図面を描くだけですか。

答え方と、確認するポイント

CADは設計、CAEは解析、CAMは加工用データ等で製造を支えます。データを連携させると、転記や入力の不整合を減らせます。

シミュレーションで合格したら、前提条件の確認は不要ですか。

答え方と、確認するポイント

実物の材料や条件との差が結果へ影響します。現実を測るセンシングと比較し、モデルを確かめます。

部門が同時に着手し、相談しなければ期間は短くなりますか。

答え方と、確認するポイント

並行化には情報共有と調整が必要です。製造や調達の条件を設計初期へ戻し、後工程の大きな手戻りを減らすことを狙います。

3

問題で確かめる

学んだことを問題で確かめよう

過去問を参考にした独自問題1問、入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 4問
コンピュータで製品の図面や立体モデルを作る設計支援はどれか。
ヒントを見る

形や寸法を設計する仕事を、資材計画や情報配信と区別しよう。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目15。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

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