つながる車と自動運転の役割分担
- 通信機能と、運転支援に残る人の監視を区別できる。
- レベル3の条件内運転と、要求時の人への引継ぎを説明できる。
- レベル4の限定条件内の対応を、引継ぎ前提のレベル3と区別できる。
- 複数の交通を一体化するMaaSを、車一台の機能と区別できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 4節・復習と4問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1車がつながることと、運転すること
コネクテッドカーは、通信で外部と情報をやり取りする車です。渋滞情報の取得や故障情報の送信などに利用します。通信機能があるだけで、車が全て運転してくれるわけではありません。
自動運転は、車が周囲の状況を把握し、判断して操作を行う技術です。自動運転レベルは、運転のどの部分をシステムが行い、人がどの役割を担うかで区別します。
通信できるだけで、人の運転が不要になるわけではない。
2運転支援の0・1・2
レベル0は持続的な運転自動化がない段階です。警告や自動緊急ブレーキなどの瞬間的な安全支援があっても該当します。レベル1は、加減速またはハンドル操作のどちらかを継続して支援します。レベル2は、その両方を継続して支援します。
0~2では、人が運転と周囲の監視を担います。「両手を離せる」という外見だけで人の監視が不要と判断しません。
手を離せるという外見だけで、監視不要とは判断しない。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
レベル3なら、ずっと運転しなくていい?
引継ぎ要求があれば人が戻る必要があるよ。条件と役割をセットで読むんだ。
3レベル3の鍵は引継ぎ
レベル3は条件付運転自動化です。決められた条件の中ではシステムが運転を行いますが、継続できなくなって引継ぎを求められたとき、人が運転に戻る必要があります。
レベル4は限定された条件の中で、継続困難時への対応も含めてシステムが担い、人の引継ぎを前提としません。レベル5は、運転可能な条件の限定がない完全運転自動化です。レベルの定義と、市販・実用化の状況は別です。ハンドルの有無だけでレベルを決めるものでもありません。
レベル3と4の鍵は、人への引継ぎを前提とするか。
4移動全体をサービスにする
CASE(Connected, Autonomous, Shared & Services, Electric)は、つながる車、自動運転、共有・サービス、電動化という自動車分野の変化をまとめた語です。四つを必ず全て備えた車という製品名ではありません。
MaaS(Mobility as a Service:サービスとしての移動)は、複数の交通手段を組み合わせ、検索・予約・決済などを一体的なサービスとして提供する考え方です。電車からバス、共同利用の車へ乗り継ぐ予定をまとめて手配する例があります。
復習
このレッスンを振り返ろう
ハンドルと加減速の支援があれば、人の監視は不要ですか。
答え方と、確認するポイント
レベル2では人が運転と監視を担います。通信や外見だけでレベルを決めず、誰がどこまで担当するかを確認します。
レベル3なら、運転へ戻れない状態でいてよいですか。
答え方と、確認するポイント
条件内ではシステムが運転しますが、継続困難で引継ぎを求められたら人が対応する必要があります。
限定された条件内で人の引継ぎを前提としないのはどの水準ですか。
答え方と、確認するポイント
レベル4です。継続困難時の対応もシステムが担います。条件を限定しないレベル5と、実用化状況は別に考えます。
MaaSには、全ての車が自動運転である必要がありますか。
答え方と、確認するポイント
今ある交通手段でも検索・予約・決済等を統合できます。移動全体の利用をつなぐことが中心です。
問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
入門の確認問題4問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
操作の支援と、周囲の監視を誰が担うかを分けます。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目17。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。