機器の中で働くコンピュータ
- 機器に組み込まれた基本制御を、共同作業や配布形態と区別できる。
- 現実への重ね合わせと、仮想空間の体験を用途から選べる。
- ロボットの活用目的と、人・機器の役割を説明できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 4節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1機器の目的に合わせて組み込む
組込みシステムは、家電や車などの機器の機能を実現するため、内部に組み込まれたコンピュータのシステムです。洗濯機なら水位を読み、モーターや給水弁を動かします。機器の部品というハードウェアを、指示の集まりであるソフトウェアが制御します。
ファームウェアは、機器に組み込まれて基本動作を制御するソフトウェアです。ゲーム機、家電、通信機器にも使われます。ネット接続がない機器にもあり、必要に応じて更新されるものもあります。
- 1センサー
水位を読む
- 2
- 3弁・モーター
給水・回転を行う
2似たソフトウェアの語を分ける
グループウェアは予定表や掲示板などで組織の共同作業を支えるソフトウェアです。シェアウェアは試用後の継続利用などに料金を求める配布・利用形態です。
ミドルウェアは、OS(Operating System:基本ソフトウェア)と応用ソフトウェアの間などで共通機能を提供するものです。データベース管理などに使います。ファームウェアのように機器の基本制御を表す語とは判断の軸が違います。
3目と耳を使う身近な機器
スマートグラスは眼鏡の形で情報表示などを行う機器の総称です。AR(Augmented Reality:拡張現実)グラスは、実際の景色に説明などの情報を重ねます。MR(Mixed Reality:複合現実)グラスは、現実の空間を認識し、そこに置いた仮想の物体などと相互作用する体験を作ります。
VR(Virtual Reality:仮想現実)ゴーグルは、仮想空間に入り込むような表示をします。ARなら作業現場に手順を重ね、VRなら危険な場面を仮想空間で訓練する例で区別します。スマートスピーカーは、音声による依頼で情報を調べたり家電を操作したりする機器です。
これらの名称だけでは常時ネット接続の有無までは決まりません。
4目的に合わせたロボット
ロボティクスは、ロボットの設計・制御・認識などを扱う技術分野です。ロボットはセンサーで周囲を知り、制御プログラムで判断し、モーターなどで動作します。
- 産業用ロボット:工場で溶接、組立、搬送などを担う。
- 医療用ロボット:医療従事者の操作による手術の支援などに使う。
- 介護用ロボット:移乗や移動の支援、見守りなどに使う。
- 災害対応用ロボット:人が入りにくい場所の調査や作業に使う。
人が遠隔操作するものもあり、全てが自律的に判断するわけではありません。産業用ドローンと同様に、人の負担や危険を減らす目的から活用を考えます。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
ロボットは全部、自分で判断しているの?
人が操作するものもあるよ。認識、判断、操作のどこを担当するかを見よう。
復習
このレッスンを振り返ろう
ネットにつながらない洗濯機にも、ファームウェアはありますか。
実物の機械を見ながら手順を表示するなら、どの特徴が合いますか。
ロボットという名前なら、人による操作はありませんか。
答え方と、確認するポイント
遠隔操作のものもあります。製造、医療、介護、災害対応などの目的から、計測・判断・動作の担当を確かめます。
問題で確かめる
実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
共同作業の支援や配布方法ではなく、機器そのものを動かす基本制御に注目しましょう。
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目17。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。