新しい価値を生み出す
製品・工程の革新と、協力して試作する活動を学びます。
- 製品・サービス自体と、生産や業務の方法の革新を区別できる。
- 短期間の共同開発を、討論・展示・交流中心の催しと区別できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 4節・復習と2問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1プロダクトイノベーション:何を提供するかを変える
イノベーションは、新しい技術や組合せなどを社会や事業で活用し、価値を生み出すことです。研究室で発明しただけでなく、利用される仕組みへつなげることが大切です。
プロダクトイノベーションは、製品やサービスそのものの革新です。例えば、手で測る体温計から遠隔で測定結果を共有できるサービスへ発展させると、家族が離れていても状況を知る価値が生まれます。単なる色の変更ではなく、機能や用途などによる価値の変化に注目します。
2プロセスイノベーション:作り方・届け方を変える
プロセスイノベーションは、生産工程や業務の方法などの革新です。例えば、製品は同じでも検査の自動化によって見逃しや時間を大きく減らすと、品質・費用・納期の改善につながります。
製品市場の初期には様々な製品の形が競われ、市場で支配的な製品の形が定まると、効率よく作る工程の革新が重視されるという見方があります。これは技術革新の段階の変化を説明するもので、特許群を一覧にした特許ポートフォリオではありません。
全ての産業が必ず同じ経路をたどる、と決め付けずに使います。
- 1従来の工程
作業者が一つずつ目視で検査
- 2工程の刷新
画像を使う検査の仕組みを導入
- 3工程の成果
見逃しと作業時間を減らす
- 4製品は同じ
製品の機能ではなく検査方法を変えた
架空例。提供物そのものの革新と、作り方・仕事の進め方の革新を区別する。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
同じ商品でも、作り方を変えれば革新になる?
なるよ。工程を変えて品質や費用などの価値を高めるのがプロセスイノベーションなんだ。
3ハッカソン:短期集中で一緒に作る
ハッカソンは、特定の課題をテーマに、開発者・企画者・デザイナーなどが短期間にアイデアを出し、共同でソフトウェアなどを開発し、成果を発表・競い合う催しです。役割の異なる人が協力し、プロトタイプ(試作品)を形にするところが特徴です。
架空例では、週末に「避難所の混雑を伝える」をテーマとして、現場の課題を知る人と開発者が画面と動く試作品を作ります。完成製品の品質が保証されるわけではなく、継続開発のための発見や交流も成果になります。不正侵入を競うという意味ではありません。
アイデアソンは、一定のテーマについてアイデアを出し、練り上げることが中心です。試作品の共同開発が中心のハッカソンと区別します。
- 1課題共有
困り事と制約を知る
- 2チームで発想
職種の知恵を組み合わせる
- 3共同開発
短期間で試作品を作る
- 4発表・評価
成果を共有し改善点を知る
不正侵入ではなく、課題解決のための共同制作。
4催しの「何をするか」を読む
トレードフェアは製品などの展示・商談の催し、パネルディスカッションは複数の登壇者による討論、レセプションは歓迎・交流の集まりです。ディベートは賛成と反対などの立場に分かれて議論する方法です。
セキュリティの知識・技術を学ぶ合宿は、人材育成の学習活動です。ゲーミフィケーションは、得点や達成段階などゲームの要素をゲーム以外に取り入れ、参加や継続を促すことです。研修にポイントを付けるだけでは、共同開発のハッカソンにはなりません。
名称の雰囲気ではなく、討論・学習・交流・開発という活動の中心を見ます。
復習
このレッスンを振り返ろう
製品を変えず、作り方を大きく改善するのも革新ですか。
答え方と、確認するポイント
品質や費用などの価値を生むプロセスイノベーションです。提供物自体を変えるプロダクトイノベーションと、変えた対象で区別します。
アイデアを話し合う会と、動く試作品を共同制作する会は何が違いますか。
問題で確かめる
実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題1問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
変えた対象は製品ですか、仕事の方法ですか。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
2問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目13。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
- IPA ITパスポート試験シラバス Ver.6.5(範囲確認) ↗
- IPA 2022年度 ITパスポート公開問題 ↗
- IPA 2025年度 ITパスポート公開問題 ↗
- IPA 2026年度 ITパスポート公開問題 ↗
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。