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23-08 · 情報セキュリティ4節・復習・4問

通信相手と接続先を偽る攻撃

このパートで確かめること
  • 中間者攻撃とMITBを、通信路と端末内で区別する
  • DNSキャッシュの汚染を、偽の案内やサービス妨害と区別する
  • セッションの乗っ取りと送信元IPの偽装を区別する
  • 第三者中継の無制限な許可を見直す
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説明 1 / 4
このページの目次 4節・復習と4問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1途中に割り込む攻撃

中間者攻撃(Man-in-the-middle Attack)は、通信する双方の間に割り込み、通信を盗聴・改ざんする攻撃です。暗号化と相手の証明書の検証を組み合わせ、偽の相手につながないことが必要です。

MITB(Man-in-the-browser:ブラウザ内での攻撃)は端末内のブラウザへ介入し、入力や取引内容などを改ざんします。通信路が暗号化されていても、その前後の端末で改変される場合があるため、端末の保護も必要です。

途中に割り込む攻撃
中間者

通信の間で介入

MITB

ブラウザ内で介入

防御

通信と端末を両方守る

中間者:通信の間で介入/MITB:ブラウザ内で介入/防御:通信と端末を両方守る

2名前と住所の偽情報

DNS(Domain Name System:ドメイン名IP(ネットワークを越えて宛先へデータを届けるための通信の約束)アドレスなどを対応させる仕組み)キャッシュポイズニングは、一時保存される名前解決情報に偽情報を混ぜ、意図しない接続先へ誘導する攻撃です。URL(ウェブ上などのリソースの場所を示す文字列)を正しく入力しても偽の宛先になる可能性があります。

IP(Internet Protocol:インターネットでの通信規約)スプーフィングは送信元IPアドレスを偽ることです。名前解決の汚染と送信元の偽装は異なります。証明書の警告を無視せず、機器の更新や通信検証を行います。

名前と住所の偽情報
DNS汚染

名前→偽の宛先

IP(ITパスポート試験)偽装

送信元住所を偽る

確認

接続相手の証明書

DNS汚染:名前→偽の宛先/IP偽装:送信元住所を偽る/確認:接続相手の証明書

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

正しい住所を入力しても偽物へ行くの?

ビット

名前を住所に変える情報が汚されるとあり得るよ。証明書の警告も見逃さないでね。

この説明に出てきた略語の正式名称
IP
Internet Protocol
ネットワークを越えて宛先へデータを届けるための通信の約束
URL
Uniform Resource Locator
ウェブ上などのリソースの場所を示す文字列
IP
Information Technology Passport Examination
ITパスポート試験

3接続状態や中継機能を悪用する

セッションはログイン後などに続く一連のやり取りです。セッションハイジャックは、その識別情報などを奪って利用者のやり取りを乗っ取る攻撃です。通信の保護、推測しにくい識別子、適切な有効期限などで守ります。

第三者中継(オープンリレー)は、無関係な送信者のメールを無制限に中継する設定で、迷惑メール送信へ悪用されます。送信できる利用者や経路を限定します。中継する機能自体が全て悪いのではなく、無制限な許可が問題です。

接続状態や中継機能を悪用する
セッション乗っ取り

ログイン後の状態を奪う

オープンリレー

無関係なメールも中継

対策

識別情報と中継権限を保護

セッション乗っ取り:ログイン後の状態を奪う/オープンリレー:無関係なメールも中継/対策:識別情報と中継権限を保護

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

通信を暗号化すれば端末も安全?

ビット

暗号化は通信路を守るものだよ。端末の中での改ざんには別の対策も必要だね。

4偽の宛先と偽の案内

DNSキャッシュポイズニングは名前解決の保存情報を汚し、正しい名前を入力しても誤った宛先へ向ける攻撃です。相手を偽の案内で誘うフィッシングとは、誘導する場所が違います。

DDoSはサービス妨害、ドライブバイダウンロードは閲覧等を契機とした感染です。宛先情報を汚すこと、利用を止めること、不正プログラムを送り込むことを分けます。

偽の宛先と偽の案内
項目働き・対象
DNS汚染宛先の対応を書き換える
DDoS利用を妨げる
閲覧時の感染マルウェアを送り込む

DNS汚染:宛先の対応を書き換える/DDoS:利用を妨げる/閲覧時の感染:マルウェアを送り込む

2

復習

このレッスンを振り返ろう

通信暗号化中にブラウザが内容を変えたら、暗号化がなかったといえますか。

答え方と、確認するポイント

いえません。暗号化前や復号後の端末内で改変されるMITBもあり、端末の保護と内容の検証が必要です。

正しい名前を入力したのに偽の宛先へ向く場合、どの情報が狙われた可能性がありますか。

答え方と、確認するポイント

DNS名前解決の保存情報です。偽の案内を信じさせるフィッシングや、サービスを妨げるDDoSとは場所や目的が違います。

ログイン後の識別情報を奪うことと、送信元IPを偽ることは何ですか。

答え方と、確認するポイント

前者はセッションハイジャック、後者はIPスプーフィングです。識別情報には通信の保護や推測しにくさ、有効期限なども必要です。

メールの中継は、全て止めなければ危険ですか。

答え方と、確認するポイント

中継自体は通常の配送でも使います。無関係な送信者へ無制限に許す設定を見直し、利用者や経路を限定します。

3

問題で確かめる

学んだことを問題で確かめよう

入門の確認問題4問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 4問
Aは通信の途中へ割り込む攻撃、Bは暗号化される前のブラウザ内で送金内容を書き換える攻撃である。適切な説明はどれか。
ヒントを見る

暗号化区間の途中か、その前後の端末内かを分けます。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
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学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目61。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

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