人をだます攻撃に気付く
- 盗み見や聞出しを、人や運用の隙を利用する手口として見分ける
- 振込先変更を既知の独立した連絡先で確認する
- ダークウェブを、検索されない一般ページや別のウェブ用語と区別する
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 4節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1人の行動を狙う
ソーシャルエンジニアリングは、人の心理や行動、運用の隙を使って情報を得る手口です。肩越しに暗証番号を盗み見するショルダーハッキング、担当者になりすまして電話で聞き出す行為、廃棄物をあさる行為などがあります。
盗聴は通信や会話をひそかに聞くこと、なりすましは他人を装うことです。クラッキングは不正に侵入・破壊する行為を指します。情報の漏えい、媒体の紛失・破損は故意にも誤操作でも生じます。
画面と手元に注意
相手を別経路で確認
読めない状態で処分
盗み見:画面と手元に注意/聞き出し:相手を別経路で確認/廃棄物:読めない状態で処分
2急がせる送金依頼を確かめる
ビジネスメール詐欺(BEC:Business Email Compromise)は、取引先や経営者などを装い、送金先の変更などをだます攻撃です。正しい会話履歴が付いていても、メールのアカウント自体が乗っ取られている可能性があります。
新しい口座への振込を求められたら、そのメールに書かれた電話番号を信じるのではなく、事前に登録した連絡先で確認します。急ぎでも複数人で承認し、通常の手順を省きません。
口座が変わりました
既知の電話番号へ連絡
決めた手順を通す
依頼:口座が変わりました/確認:既知の電話番号へ連絡/承認:決めた手順を通す
ハルとビットで、使い方を確かめよう
本物らしいメールでも電話するの?
送信元が乗っ取られることもあるよ。大切なお金の話は、前から知っている連絡先で確かめよう。
3流出情報が取引される場所
ダークウェブは、専用の仕組みで接続する匿名性の高いウェブ領域です。一般の検索に出ない全てのページと同じではありません。検索されない会員専用ページなどは深層ウェブに含まれますが、それだけでダークウェブとは呼びません。
盗まれた認証情報が売買される場になることがあります。ただし匿名性という特徴と全利用者が犯罪者という断定は別です。業務では担当者が脅威情報を活用し、流出が疑われた情報を変更・保護します。
4依頼の内容と相手の確認方法を考える
サポート担当を名乗る電話で「急いで直すのでパスワードを教えて」と求められた場面を考えます。コンピュータに候補を次々入力する総当たりとは異なり、担当者らしい肩書きや焦りを使って、人から情報を得ようとする手口です。
相手の名乗りだけを信じて秘密情報を伝えず、組織が定めた窓口や以前から登録した連絡先で確認します。
対策も人の行動に合わせます。暗証番号の入力を周囲から見えにくくし、紙の顧客情報は決められた方法で廃棄します。急な依頼でも通常の確認や承認を省かず、不審な聞出しは担当者へ報告します。被害の入口が会話、視線、廃棄物のどこにあるかを考えると、守る行動を選べます。
復習
このレッスンを振り返ろう
問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
人の不注意や行動を利用する手口か、システムへ技術的に働きかける手口かを比べましょう。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目61。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。