何を何から守るのか
- 紙やコピーも情報資産として扱い、承認された保管先を選ぶ
- 脅威と脆弱性を原因と弱点で区別する
- リスクの評価と、発生したインシデントを区別する
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 4節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1会社の情報も大切な資産
情報資産は、仕事や生活に価値のある情報と、それを扱う設備などです。顧客情報には住所、営業情報には見積り、知的財産関連情報には設計図、人事情報には給与や評価があります。紙の名簿も対象です。
サイバー空間はネットワーク上で情報が流れ活動する場です。そこへの不正な侵入や妨害がサイバー攻撃です。安全に情報を集め活用するため、情報セキュリティでは情報の価値に応じて保護します。
顧客名簿:漏れると顧客へ被害/製品設計図:競争力に関わる/給与記録:本人の権利に関わる
ハルとビットで、使い方を確かめよう
紙の名簿も守るの?
そうだよ。守るのは機械だけでなく、そこにある大切な情報なんだ。
2原因と弱点と結果を分ける
脅威は被害を起こす原因、脆弱性は被害につながる弱点です。泥棒が脅威なら、鍵のかからない扉は脆弱性です。情報セキュリティリスクは、脅威が弱点を突いて損害を生む可能性や影響の大きさとして考えます。
情報セキュリティインシデントは、情報の漏えいや停止、規則への違反など、情報セキュリティを損なう、又は損なうおそれの高い事象です。抽象的なリスクと実際に発生した事象を区別し、不審な兆候は被害の確定を待たず報告して評価します。
脅威:盗もうとする人/脆弱性:開放された保管庫/インシデント:名簿の盗難が発生
3弱点はプログラムだけではない
バグはプログラムの誤りです。安全上の欠陥として悪用されるものはセキュリティホールと呼びます。規則がない、教育が徹底されないなどの人的脆弱性もあります。
シャドーIT(情報技術)は、組織が把握・承認していない機器やサービスを業務に使うことです。例えば個人の共有サービスへ名簿を置くと、共有範囲や削除を管理できません。便利さだけで判断せず、承認された方法を相談します。
ソフトの弱点:修正を適用/運用の弱点:規則と教育/無断サービス:把握して利用を判断
ハルとビットで、使い方を確かめよう
事故がなくても弱点はあるの?
あるよ。事故になる前に見つけて直すことが大事だね。
この説明に出てきた略語の正式名称
- IT
- Information Technology
情報技術
4一件の公開設定から原因と事象を整理する
店舗の従業員連絡表を共有するとき、リンクを知る人なら誰でも閲覧できる設定になっていた例を考えます。連絡先を含む表が「情報資産」、外部の人による不正な持出しが「脅威」、必要な人以外にも閲覧を許す設定が「脆弱性」に当たります。
公開前に「外部へ漏れる可能性と、従業員に生じる影響」を見積もるのがリスクを分析する作業です。その後、意図しない公開状態が実際に判明すれば、具体的なインシデントとして報告・評価します。誰かが悪用したと確定するまで待つのではなく、担当者へ状況を伝え、共有設定の見直しと影響の調査につなげます。
復習
このレッスンを振り返ろう
問題で確かめる
実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
紙か電子かではなく、何の情報を誰に見せるかを確かめます。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目61。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。