写真と図形の保存方法を選ぶ
- ラスターとベクターの記録の仕方を区別できる。
- 画像形式の可逆性・透明度と受渡し条件を確認できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 3節・復習と2問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1ラスターとベクター
ラスターデータ(ビットマップデータ)は、画素と呼ぶ小さな点の位置ごとに色を記録する。写真のような細かな色の変化に向くが、拡大し過ぎると元の画素の粗さが見える。
ベクターデータは、線や曲線、図形の位置・形・色を数値や式で記録する。拡大時に線を描き直せるのでロゴや図面に向く。ただしベクター文書に埋め込んだ写真まで無限に細かくなるわけではない。
同じ円を表した模式図です。ラスターは8×8画素の各中心で円の内外を判定し、保存した点の色をそのまま拡大しています。補間やアンチエイリアスによる平滑化は省略しています。ベクターは中心と半径から拡大後の円を描き直します。ベクター文書内に埋め込んだ写真まで細かくなるという意味ではありません。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
拡大してもきれいなら全部ベクター?
高解像度の写真もあるよ。点を記録するか図形を記録するかが違いなんだ。
2Webでよく使う画像形式
JPEG(Joint Photographic Experts Group)は写真で広く使われる形式で、一般的なJPEG保存は非可逆圧縮。小さくしやすい一方、強く圧縮すると境界などが劣化する。GIF(Graphics Interchange Format)は1枚の画像で最大256色のパレットを使い、単純な図やアニメーションに使われる。
PNG(Portable Network Graphics)は可逆圧縮のラスター形式で、透明度も扱える。図や画面の保存に向く。PNGは写真を保存できない、あるいは必ずJPEGより小さい、という意味ではない。
3編集・印刷で使う形式
BMP(Bitmap)はビットマップ画像を格納する形式で、非圧縮の利用が多い。TIFF(Tagged Image File Format)は画像や付加情報を扱う柔軟な形式で、印刷・画像保存などに使われ、圧縮方式は一種類ではない。
EPS(Encapsulated PostScript)はPostScriptによる描画をまとめた形式で、印刷工程などで使われる。ベクター図形のほかラスター画像も含められる。拡張子だけで圧縮方法や画質を断定せず、保存設定と相手の対応形式を確かめる。
復習
このレッスンを振り返ろう
問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
画素を拡大するのか、線や曲線の情報から描き直すのかを比べましょう。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
2問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目52。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。