容量を減らし、必要な情報を戻す
- 完全復元の必要性から可逆・非可逆を選べる。
- 圧縮率の定義に従い,残った割合と削減率を区別できる。
- 同じ値の連続と記号の頻度を使う圧縮方法を区別できる。
- 与えられた符号表で文字列をビット列に変換できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 3節・復習と4問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1元通りに戻るかを確認する
圧縮はデータ量を減らすことで、保存容量や通信量を抑える。伸長(展開)は圧縮表現から利用できるデータを復元すること。可逆圧縮は完全に元のデータへ戻せる。非可逆圧縮は一部情報を省くため、完全には戻せない。
ZIPは複数ファイルをまとめて可逆圧縮などで扱う形式。文書やプログラムは一文字の違いも困るため可逆が適する。音・写真・動画では用途に応じて非可逆も選ぶ。既に圧縮したデータは、さらに圧縮してもあまり小さくならないことがある。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
展開すれば画質も完全に戻る?
非可逆で省いた情報は完全には戻らないよ。
2圧縮率は式を先に確かめる
圧縮率は文脈により表し方が異なるため、設問で指定された式を使う。ここでは「圧縮後÷圧縮前×100%」とする。20MBが5MBになった例では、5÷20×100=25%。残った量は4分の1、削減した量は15MBで削減率75%だ。
この定義なら、圧縮率が小さいほど小さく圧縮できている。圧縮率25%と25%削減を混同しない。画質や音質の条件を変えれば比較にならない場合もある。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
圧縮率25%なら四分の一減る?
ここでは残る量が四分の一。減ったのは四分の三だよ。
3繰り返しと出現頻度を利用する
ランレングス法は、同じ値の連続を値と繰返し回数に置き換える方法。「AAAAABB」を「Aが5回、Bが2回」と記録する。連続が少ないデータでは回数を付ける分だけ大きくなることもある。
ハフマン法は、出現頻度の高い記号に短い符号、低い記号に長い符号を割り当てる方法。例えばA=0、B=10、C=11なら、ABACは0・10・0・11=010011と区切りを一意に読める。どの符号も別の符号の先頭にならないようにする。
実際には頻度から符号木を作る。
復習
このレッスンを振り返ろう
プログラムの圧縮で一部を省いてよい?
答え方と、確認するポイント
正確な復元が必要なので可逆圧縮を選ぶ。非可逆で失った情報は展開しても完全には戻らない。
圧縮後÷圧縮前が25%なら削減した割合は?
答え方と、確認するポイント
75%。問題の式が何の割合を求めているかを先に確認する。
同じ値の連続と,記号の頻度を利用する方法は?
答え方と、確認するポイント
同じ値と連続回数で表すのはランレングス,出現頻度を使って符号長を割り当てるのはハフマン。
可変長の符号を使って文字列を変換するには?
答え方と、確認するポイント
各文字を順番に符号へ置き換えて連結する。どの符号も他の符号の先頭にならない条件なら,一意に区切って読める。
問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
入門の確認問題4問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
失われた情報を戻す必要があるかを先に決めます。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目52。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。