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16-03 · システムの構成4節・復習・4問

一台を複数の環境に分ける

このパートで確かめること
  • ホスト型VMの層の位置を読む
  • コンテナのカーネル共有とVMのゲストOSを区別する
  • 仮想台数と物理資源の上限を区別する
  • 遠隔デスクトップ利用と稼働環境の移行を区別する
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説明 1 / 4
このページの目次 4節・復習と4問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1仮想マシンの意味

仮想化は、実物の機械などの資源を、ソフトウェアで分けたりまとめたりして利用する技術です。VM(Virtual Machine:仮想マシン)は、ソフトウェアで実現したコンピュータです。OS(Operating System:基本ソフトウェア)をVMごとに動かせるので、対応する異なるOSを一台の物理サーバ上で同時に利用できます。

物理一台・仮想二台
物理サーバ

資源を共有

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

一台の中に別のOSを置けるの?

ビット

対応する仮想化方式なら、VMごとにOSを動かせるよ。

2三つの方式

ホスト型は、物理機械に入れたOSの上で仮想化ソフトを動かし、その中で仮想マシンを実行します。普段使うパソコン上に、別のOSの実習用VMを用意する場面などが例です。各VMはゲストOSを動かします。

ここでいうハイパーバイザー型は、物理機械を直接管理する仮想化層を置き、その上で複数のVM制御する構成です。ホスト型との違いは、一般的なホストOSアプリケーションとして仮想化ソフトを動かすか、物理機械を直接管理する層を土台にするかです。

製品によっては管理用OSなども使うので、画面があるかどうかだけでは分類しません。

コンテナ型は、OSの中心機能であるカーネルを共有し、アプリケーションの実行環境を分離します。例えば、同じOSカーネル上で二つのアプリを別々の環境として動かします。通常、各VMがゲストOSを持つ方式とは異なり、利用できるアプリには共有するカーネルとの対応が必要です。

環境を分ける層
仕組み具体例
ホスト型物理機械→OS仮想化ソフト
ハイパーバイザー型物理機械→仮想化管理層
コンテナ型OSカーネルを共有

3資源は増殖しない

CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)は命令を実行する装置です。仮想サーバを増やしても、物理CPUの総処理能力や記憶容量が台数倍になるわけではありません。

例として物理メモリ16GBを二つのVMで分ける場合、管理用の領域も必要です。各VMに16GBの物理メモリを同時に専有させる保証はできません。仮想的に大きな容量を見せる機能があっても、実物の上限は残ります。

16GBを共有
VM A

割当領域

VM B

割当領域

管理領域

仮想化にも必要

4画面を遠隔利用し、環境を移す

VDI(Virtual Desktop Infrastructure:デスクトップ仮想化)は、サーバ上のデスクトップ環境を端末から利用する仕組みです。シンクライアントは端末側の処理や保存を少なくし、サーバ側へ任せます。

通信やサーバの可用性が重要です。

マイグレーションは別の環境への移行です。ライブマイグレーションは、稼働中のVMなどを別の物理ホストへ移す技術です。移行条件や短い切替時間は製品・構成に依存します。

遠隔利用と移行
VDI

遠くの画面を操作

シンクライアント

端末の処理・保存を少なく

ライブ移行

稼働環境を別ホストへ

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

仮想の台数を増やせば速くなる?

ビット

物理資源を分けるので、台数だけで能力は増えないよ。

2

復習

このレッスンを振り返ろう

ホスト型の仮想化ソフトはどこで動く?

答え方と、確認するポイント

物理機械に入れたホストOSの上です。

コンテナとVMは同じ層を分離する?

答え方と、確認するポイント

通常コンテナはカーネルを共有し、VMは各ゲストOSを動かします。

VMを二つにしたら物理メモリも二倍?

答え方と、確認するポイント

増えません。管理に使う領域も含めて共有します。

VDIとライブマイグレーションは同じ目的?

答え方と、確認するポイント

前者は遠隔利用、後者は稼働中の環境の移行です。

3

問題で確かめる

学んだことを問題で確かめよう

入門の確認問題4問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 4問
普段使うPCのOS上へ仮想化ソフトを入れ、そのソフト内でゲストOSを持つ実習用VMを動かす。この構成の仮想化方式はどれか。
ヒントを見る

物理機械と仮想化ソフトの間に何があるかを見ます。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目43。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

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