組合せから稼働率を求める
- 一台でよい並列の稼働率を全停止の余事象から求める
- 並列のまとまりと必須装置を組み合わせる
- 目標以上を満たす最少台数を選ぶ
- 共通故障と独立性の前提を確認する
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 4節・復習と4問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1全て必要なら直列
信頼性の直列構成は、構成する装置が全て動いて初めて全体が動く構成です。配線の形だけで決めません。各装置の故障が独立なら、稼働率を掛けます。
Aが0.8、Bが0.9で両方必要なら、0.8×0.9=0.72です。一つでも止まれば全体が使えないので、一台より低くなります。
AとBの故障は独立と仮定。どちらか一つでも止まると、全体が利用できなくなります。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
並列なら稼働率を足すの?
全部止まる場合を先に求め、1から引くよ。
2一台でよいなら並列
信頼性の並列構成は、少なくとも一台が動けば全体が使える構成です。各故障が独立なら「1−全部が停止する確率」で求めます。
稼働率0.8の二台なら、各停止率は1−0.8=0.2。両台停止は0.2×0.2=0.04。全体稼働率は1−0.04=0.96です。0.8+0.8ではありません。
同じ仕事をAまたはBができ、故障は独立、切替は確実という仮定です。並列の枝は、どちらかが使えればよい関係を表します。
3並列の先に必須装置がある
二台のWebサーバのいずれか一台と、一台のデータベースサーバの両方が必要な架空の例を考えます。Web各0.8、データベース0.9、故障は独立とします。 1. Web側は1−0.2×0.2=0.96。 2. そのまとまりとデータベースは両方必要。
3. 全体は0.96×0.9=0.864(小数第2位までなら0.86)。
0.04はWeb全停止、0.576(約0.58)は三台全部が必要と誤認した値、0.96はデータベースを含めない値です。
Web二台の部分はどちらかが動けばよい関係。その先のデータベースは必須です。故障の独立性など、上と同じ仮定で計算します。
4必要最少台数と共通故障
稼働率0.9の装置を独立な並列構成にし、全体0.999以上を目指します。二台は1−0.1×0.1=0.99で不足。三台は1−0.1×0.1×0.1=0.999で達成です。四台、五台も達成しますが、最少は三台です。
同じ電源の停止で全台が止まるなら故障は独立といえません。共通電源や一台だけの必須データベースは単一障害点になり得ます。台数を増やすだけで計算通りになるとは限りません。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
別の必須装置を忘れたら?
その装置が停止する場合も含めないと全体を高く見積もるよ。
復習
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問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
入門の確認問題4問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
まず二台とも停止する確率を求め、その場合を全体から除きます。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目44。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。