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16-06 · システムの評価指標3節・復習・3問

使える時間を計算する

このパートで確かめること
  • 一定故障率モデルでMTBFの逆数を求める
  • 正常動作と修復を含む全時間から稼働率を求める
  • MTBFとMTTRの改善方向を区別する
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説明 1 / 3
このページの目次 3節・復習と3問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1故障しにくさと直しやすさ

MTBF(Mean Time Between Failures:平均故障間動作時間)は、故障から次の故障までの正常動作時間の平均です。長いほど故障の間に長く使えます。MTTR(Mean Time To Repair:平均修復時間)は故障から修復までの時間の平均です。

短いほど早く戻せます。

故障率は単位時間当たりにどの程度故障するかの指標です。故障率が一定とみなせるモデルでは、おおむねMTBFの逆数で表せます。故障のしやすさが使用年数で変わる場合は単純な一定値と限りません。

時間を別々に測る
正常動作

MTBF:長いとよい

修復

MTTR:短いとよい

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

直す時間も分母に入るの?

ビット

使えなかった時間も含めた全時間で割るよ。

2稼働率の分母は全時間

稼働率は必要なときに正常に使える割合です。ここでは正常稼働と修復を繰り返す単純なモデルで、MTBF÷(MTBF+MTTR)を使います。

架空の装置が平均90時間動き、平均10時間修理するとします。 1. 一周期の全時間は90+10=100時間。 2. 正常時間90を全時間100で割る。 3. 稼働率は0.9、百分率では90%です。90÷10ではありません。

90時間動作・10時間修復
全時間

100時間

正常時間

90時間

稼働率

90÷100=0.9

3故障を減らし、復旧を早める

稼働率を上げる方向は二つあります。故障しにくくしてMTBFを長くする、または修理・切替を早めてMTTRを短くすることです。

同じ90時間の動作で修復を5時間にすると90÷95≒0.947です。予備部品の用意や復旧訓練が復旧時間の短縮に役立ちます。計画停止などを含むかは評価指標の定義をそろえます。

稼働率を上げる
仕組み具体例
MTBFを長く故障するまで長く使う
MTTRを短く復旧を早める

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

修理を早めても効果がある?

ビット

故障回数が同じでも停止時間を減らせるよ。

2

復習

このレッスンを振り返ろう

MTBFが長いと、一定モデルの故障率はどうなる?

答え方と、確認するポイント

逆数なので小さくなります。

分母は修復時間だけ?

答え方と、確認するポイント

正常動作時間と修復時間の合計です。

復旧訓練は主にどちらへ働く?

答え方と、確認するポイント

MTTRの短縮です。故障そのものがなくなるとは限りません。

3

問題で確かめる

学んだことを問題で確かめよう

入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 3問
故障率が一定とみなせる単純モデルで、MTBFが500時間である。MTBFの逆数で表す故障率はどれか。
ヒントを見る

単位時間当たりの率は、時間の逆数で表します。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目44。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

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