止まった機械を補う
- デュアルの照合とデュプレックスの引継ぎを区別する
- 待機状態による切替時間の違いを説明する
- 安全な状態と縮退継続を区別する
- 故障対策と人の誤操作対策を区別する
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 4節・復習と4問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1同じ処理を二重に行う
デュアルシステムは二系統で同じ処理を行い、結果を照合する構成です。不一致を検出できますが、二つが違うだけでは必ずしも正しい方を特定できません。
デュプレックスシステムは、通常使う現用系と、故障時に引き継ぐ待機系を用意する構成です。切替の方法やデータの同期が必要です。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
二台ならどちらも同じ方式?
照合するのか待機するのかで役割が違うよ。
2待機状態で切替時間が変わる
ホットスタンバイは待機系を稼働させ、すぐ切り替えられるよう準備します。コールドスタンバイは通常待機系を停止させ、障害後に起動などを行います。一般にコールドは切替に時間を要し、ホットは待機中の費用がかかります。
3継続と安全を設計する
フォールトトレラントは、構成要素が故障しても必要な機能を継続できるようにする考え方です。冗長化はその手段の一つです。
フェールセーフは故障時に安全な状態へ移る設計です。異常時に機械を停止する例があります。フェールソフトは一部機能を減らす縮退運転で処理を続ける考え方です。「止めることが安全か」「何を続けるか」を先に決めます。
4人の誤操作に備える
フールプルーフは、利用者が間違えにくい、または間違えても危険になりにくい設計です。削除前に対象を示して確認する、ふたが開いていると機械を動かせないようにする、などが例です。確認画面だけで全ての誤りを防げるわけではありません。
ディスクの冗長化、システムの二重化、障害時の縮退運転は主に故障への対策です。人の誤操作への配慮とは、備える原因が異なります。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
止まらないほど安全なの?
危険な装置は、止める方が安全なこともあるよ。
復習
このレッスンを振り返ろう
結果が二つに分かれれば正解も自動的に分かる?
答え方と、確認するポイント
不一致は分かっても、正しい方を必ず特定できるとは限りません。
コールドスタンバイで障害後に必要なことは?
答え方と、確認するポイント
待機系の起動などで、一般に切替に時間を要します。
故障時に止まることは、常に悪い設計?
答え方と、確認するポイント
安全な停止を選ぶフェールセーフもあります。
確認画面と機器の二重化は、同じ原因へ備える?
答え方と、確認するポイント
確認画面は誤操作、二重化は主に機器故障への備えです。
問題で確かめる
実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
二系統が同時に計算するのか、片方が引継ぎを待つのかを見ます。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目44。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。