ゼロから始める資格学習
全23章・シラバス6.5保存した教材
← 第13章「基礎理論」の目次へ
13-11 · 情報に関する理論4節・復習・4問

データから学ぶ方法

このパートで確かめること
  • 人が規則を書く方法とデータから学ぶ方法を区別する
  • 正解付きの数値予測を回帰と判断する
  • 正解ラベルなしで作る群と、報酬から学ぶ行動を区別する
表示・保存
説明 1 / 4
このページの目次 4節・復習と4問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1規則を書く方法とデータから学ぶ方法

AI(Artificial Intelligence:人工知能)は認識、推論、生成など知的な働きを計算機で実現する技術の総称です。ルールベースは人が「もし条件ならこの結論」という規則を用意します。専門知識を蓄えた知識ベースで相談に答えるエキスパートシステムもその例です。

機械学習データから予測や判断の規則性を学びます。特徴量は判断に使う入力の性質で、家の価格予測なら面積や築年数などです。人が特徴量を設計する場合も、学習で特徴を獲得する場合もあります。

価格を予測する
特徴量

面積・築年数

学習

過去の住宅と価格を使う

出力

新しい住宅の予測価格

数値は学習用の例。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

正解を教えない学習もあるの?

ビット

似たデータの集まりを探す教師なし学習があるよ。

2正解付きデータで分類と回帰

教師あり学習は入力と正解の組を用いて学ぶ方法です。分類は「良品か不良品か」のようなカテゴリを予測し、回帰は「価格はいくらか」のような数値を予測します。

写真に「猫」「犬」とラベルを付ける作業をアノテーションと呼びます。ラベルの誤りが多ければ学習にも影響します。学習用と評価用を分け、未学習のデータで使えるか確認します。

教師あり学習
目的正解の例予測
分類良品・不良品どのカテゴリか
回帰販売価格数値はいくつか

上から順に確認しよう。

3正解なしで集まりを見つける

教師なし学習はあらかじめ正解ラベルを与えずデータの構造を調べる方法です。クラスタリングは似た特徴のデータをグループにまとめます。購買傾向から顧客群を発見し、その後で群の意味を解釈する例があります。

分類は既知の正解カテゴリへ当てはめる教師あり学習クラスタリングは似ているものから群を作る教師なし学習です。どちらも分ける操作に見えますが、正解ラベルの有無が違います。

顧客の似方を調べる
入力

購入頻度・購入金額

学習

正解ラベルを与えず群を作る

解釈

各群の特徴を調べる

数値は学習用の例。

4行動と報酬から学ぶ

強化学習は環境に対して行動し、受け取る報酬を基に長期的な報酬を大きくする方策を学びます。迷路でゴール到達に報酬を与え、試行を通じて進み方を改善する例です。

各入力に正解ラベルを付ける教師あり学習とも、似た群を探す教師なし学習とも目的が違います。報酬の設計が目的からずれると望まない行動を学ぶ場合があるので、何を良い行動とするかを明確にします。

迷路で学ぶ
行動

右へ進む

環境の変化

次の位置へ移る

報酬

ゴール到達を評価

数値は学習用の例。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

強化学習も正解カードを見る?

ビット

行動して得た報酬を使って、よりよい行動を学ぶんだよ。

2

復習

このレッスンを振り返ろう

ルールベースでは判断の規則を誰が用意する?

答え方と、確認するポイント

人が条件と結論の規則を明示します。

価格予測と良品・不良品の判定は何が違う?

答え方と、確認するポイント

価格は数値を予測する回帰、良品・不良品はカテゴリを予測する分類です。

クラスタリングと強化学習は何を手掛かりにする?

答え方と、確認するポイント

前者はデータの似方、後者は行動の結果としての報酬を使います。

3

問題で確かめる

学んだことを問題で確かめよう

入門の確認問題4問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 4問
機器の症状に応じて、専門家が決めた「もし条件なら処置」という規則を登録して案内する仕組みはどれか。
ヒントを見る

規則を人が書いたのか、データや報酬から学んだのかを見ます。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目35。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

3問 / 操作体験

模試の操作を試す

解答から結果の確認までを、3問で体験できます。100問・120分の第1模試も無料で利用できます。