独立して公平に判断する
公平に確かめるために、担当業務との距離をどう取るか考えます。
- 対象から独立した立場と、専門性の両方を満たす監査人を選べる。
- 圧力に左右されない判断と改善実施の責任分担を保てる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 3節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1自分の仕事を自分で監査しない
監査人の独立性は、対象の利害や圧力から離れて検証・評価できること。対象システムの開発・運用・利用の当事者は、自分の仕事を自分で評価する関係になり得る。必要な知識を持ち、対象業務から独立した担当者を選ぶ。
社内の人でも対象から独立した部門で条件を満たせば内部監査を担当できる。逆に外部の人でも開発受託者などの当事者なら独立性に問題がある。検収手続の監査では、発注側のプロジェクト責任者、受託側の開発責任者や品質責任者も対象業務への関与を確認する。
2外観上と精神上の独立性
外観上の独立性は、第三者から見ても対象と独立していると認められる立場にあること。精神上の独立性は、利害や圧力に影響されず公平に判断する姿勢である。客観性とは、都合や好みに寄らず証拠と尺度に基づいて判断すること。
被監査部門へ肩入れして問題を隠すことも、経営者に気に入られる結論へ曲げることも適切ではない。「良心があるから大丈夫」と立場の問題を無視せず、立場と判断の両面を確かめる。
3助言と改善実施の責任
監査人は、計画し、調査し、結果を定められた報告先へ報告する。監査報告書を全社員へ一律に公開するとは限らず、機密情報と必要な共有範囲を考える。
改善を提案し、フォローアップで改善状況を確認することは監査人の役割。改善策を承認して実施する責任は、経営者や対象部門などの管理側が担う。監査人が対象部門へ改善を直接命令し、自ら実装するという役割にはしない。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
偉い人の希望なら結論を変える?
立場に関係なく、証拠に基づいた公平な判断を守るんだよ。
復習
このレッスンを振り返ろう
社外の開発受託者なら、自分が開発したシステムを独立して監査できるか。
答え方と、確認するポイント
社外というだけでは独立しない。対象への関与と必要な専門知識を確認する。
独立した部門でも判断を曲げたらよいか。改善は誰が実施するか。
答え方と、確認するポイント
判断を曲げてはいけない。改善の実施は管理側、監査人は助言し状況と効果を確認する。
問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
過去問を参考にした独自問題1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
関与していないだけでも、詳しいだけでも十分ではない。
出題準拠オリジナル · シラバス 6.5
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目31。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。