監査は何を確かめるのか
担当者とは別の立場で、記録を調べて仕組みを確かめます。
- 監査の対象を、コンピュータの使用の有無ではなく目的で区別できる。
- 監査人の評価の役割と二つの基準の用途を説明できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 3節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1監査の目的と種類
例えば、学校行事の会計係がルールどおりにお金を扱っているか、別の担当者が領収書と記録を照らし合わせて確かめる場面を想像してください。監査も、証拠を基に状況を確かめるという考え方を使います。仕事の何を確かめるかによって種類が分かれます。
監査は、対象の活動や状態について証拠を集め、基準に照らして検証・評価すること。会計監査は会計取引から財務報告に至る処理や報告の適正さを扱う。業務監査は組織の諸業務が方針に沿って合理的・効率的に行われているかを扱う。
情報セキュリティ監査は、情報資産の漏えいや改ざんなどに対するリスク管理を検証・評価する。システム監査は情報システムに関わるリスクへの対応を独立した立場で検証・評価する。情報システムを使った会計処理だから全てシステム監査、とはならず、何を確かめる目的かを見る。
2システム監査の役割
システム監査は、システム監査人が高い倫理観を持ち、独立かつ客観的に情報システムリスクへの対応を検証・評価する活動。証拠に基づく保証や助言を通じ、経営・業務の効果的で効率的な遂行と変革、組織の目標達成、利害関係者への説明責任を支える。
システムを作ること、要件を決めること、施設を整備すること、プロジェクトを管理することそのものではない。例えばバックアップを取得する運用と、「復旧できるよう管理されているか」を検証する監査は役割が違う。
3監査の実施基準と判断尺度
システム監査基準は、監査人の姿勢や監査の実施・報告などのよりどころになる。システム管理基準は、情報システムの管理を評価する際の判断尺度として利用できる。二つは名称が似ているが役割が異なる。
監査目的、範囲、組織の状況に合わせて評価項目と尺度を選ぶ。システム管理基準の全項目をどの監査にも一律に強制するのではなく、目的に適した他の基準を用いることもある。採用する開発手法だけを理由に、管理の基準が全て不要になるわけではない。
適用した版や範囲を監査計画に明記する。
復習
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IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
監査の対象が,情報システムのリスク対応全体かを確認しましょう。
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目31。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
- IPA ITパスポート試験 シラバス6.5 ↗
- IPA 2023年度 問52 ↗
- IPA 2024年度 問48 ↗
- IPA 2024年度 問55 ↗
- IPA 2025年度 問38 ↗
- IPA 2026年度 問47 ↗
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。