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3-05 · マーケティング3節・復習・4問

誰に、どんな良さを届けよう?

調べることから、商品・価格・届け方・伝え方を考えよう。

このパートで確かめること
  • 市場を分ける段階と、重点対象を選ぶ段階を区別できる。
  • 売り手の4Pと、流通という役割を区別できる。
  • 顧客の時間や手間を含めて提供を見直せる。
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説明 1 / 3
このページの目次 3節・復習と4問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1STPで、相手と選ばれる理由を絞る

STP(市場の細分化・狙う市場の選定・位置付け)(Segmentation:市場の細分化、Targeting:狙う市場の選定、Positioning:位置付け)は、誰にどんな価値を届けるかを整理する流れです。

  • 市場の細分化:利用目的や行動などで、似た必要を持つ集まりに分ける。
  • 狙う市場の選定:その中で、力を入れる相手を選ぶ。
  • 位置付け:競合との比較で、どんな違いを感じてほしいかを決める。

例えば、短時間で持ち帰る人と、店内でゆっくり話す人では、求めるものが違います。「通勤前に温かい朝食をすぐ受け取れる店」という位置付けは、単に地図上の場所を決める話ではありません。

STP:分ける・選ぶ・位置付ける
  1. 1
    S:分ける

    短時間利用/長時間利用

  2. 2
    T:選ぶ

    通勤前の短時間利用

  3. 3
    P:位置付ける

    温かい朝食を待たずに受取

図は考える順序を示す。実際には調べ直して行き来する。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

みんなに来てほしいから、相手は決めなくてもいい?

ビット

願いは広くても、必要なことは人によって違うね。まず力を入れる相手を決めると、用意するものをそろえやすいよ。

この説明に出てきた略語の正式名称
STP
Segmentation / Targeting / Positioning
市場の細分化・狙う市場の選定・位置付け

24Pは、売り手側の四つの決め事

4P(製品・価格・流通・プロモーション)(Product:製品、Price:価格、Place:流通、Promotion:プロモーション)は、提供する内容を四つの面から組み合わせて考える枠組みです。流通は、商品が顧客に届く経路や仕組み。プロモーションは、価値を知ってもらい、選択や購入を後押しする伝達活動です。

朝に急ぐ人向けなら、食べやすいセット、納得できる価格、予約受取の窓口、受取手順が伝わる案内をそろえます。広告では「すぐ受け取れる」と書きながら、現場では毎回長く待たせるなら、組合せがかみ合っていません。ブランド戦略も、名前や色だけでなく、約束した価値を一貫して届けることに関わります。

4Pを同じ顧客に合わせる
Product:製品

持ち歩きやすい朝食

Price:価格

価値と費用に合う価格

Place:流通

予約して専用窓口で受取

Promotion:伝達

手順と特徴を分かりやすく案内

架空のカフェを使った学習用の例。

この説明に出てきた略語の正式名称
4P
Product / Price / Place / Promotion
製品・価格・流通・プロモーション

34Cで、お客さんの立場から見直す

4C(顧客価値・顧客コスト・利便性・コミュニケーション)(Customer Value:顧客価値、Customer Cost:顧客コスト、Convenience:利便性、Communication:コミュニケーション)は、買う側の視点から4Pを見直す枠組みです。

顧客価値はCustomer Solutionと表す場合もあります。

価格だけでなく買うまでの時間や手間も、顧客の負担です。予約画面が分かりにくい、店への道が分からない、といった点は、商品がおいしくても利用を妨げます。案内を一方的に出すだけでなく、質問や感想を聞くことも大切です。

4P4Cはどちらかが正解なのではなく、同じ提供を双方の立場で確かめるために使います。

4P4Cを対応させる
売り手の4P買い手の4C問い
製品顧客価値どんな困り事を解決する?
価格顧客コストお金・時間・手間の負担は?
流通利便性手に入れやすい?
プロモーションコミュニケーション伝わり、質問もできる?

名称だけでなく、同じサービスを双方の立場から考える。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

値段が安ければ、お客さんの負担も小さいかな?

ビット

行く時間や入力の手間もあるよ。4Cなら、お客さんが受け取るまでの負担も見直せるね。

この説明に出てきた略語の正式名称
4C
Customer Value / Customer Cost / Convenience / Communication
顧客価値・顧客コスト・利便性・コミュニケーション
2

復習

このパートを振り返ろう

市場を分けた後、なぜ重点対象を選びますか。

答え方と、確認するポイント

求めるものが違う顧客全員に、同じ方法で応えるとは限らないためです。選んだ対象と差別化の位置に合わせ、提供を組み立てます。

受取窓口を増やすのは、4Pのどの面ですか。

答え方と、確認するポイント

顧客へ届ける経路や仕組みであるPlaceです。製品・価格・伝達方法と合わせて、同じ顧客価値へつながるよう整えます。

値段が安ければ、利用の負担も必ず小さいですか。

答え方と、確認するポイント

移動や操作、待ち時間の負担もあります。4Cでは顧客価値・顧客コスト・利便性・コミュニケーションから見直します。

3

問題で確かめる

実際の問題に挑戦しよう

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル問題1 / 4問
市場を利用目的で分け、その中から通勤前に朝食を買う人を重点対象に選んだ。選ぶ段階は?
ヒントを見る

集まりを作った後、どこに力を入れるかを決めているね。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。

4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目10。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は各参考資料を基に当サイトが初学者向けに作成しています。2026年9月8日確認。学習用の例・会話・図解は当サイトの作成です。図の数値やお店の事例は架空で、実際の企業の実績を示すものではありません。

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