お店の強みと、周りの変化を分けよう
今の状況を整理して、進み方を考えるための材料を集めよう。
- 内部の弱みと、外部の変化を区別できる。
- 顧客・競合・自社の三つの視点を選べる。
- 分析結果から試す行動を選び、結果を確かめられる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
表示・保存
このページの目次 4節・復習と4問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1まず、何を決めたいのかをはっきりさせる
経営戦略は、会社が目指す姿に向けて、どのお客さんにどんな価値を届け、ヒト・モノ・カネ・情報をどう使うかという方針です。例えば「朝の利用を増やしたい」なら、いきなり値下げする前に、店の得意なことと周りの状況を調べます。
同じ情報でも、どの事業や目標について考えるかで意味が変わります。「朝に急ぐ人向け」と「長くくつろぎたい人向け」では、広い客席の価値も違います。
店員の技能・設備・資金
顧客・競合・地域の変化
架空のカフェを使った学習用の例。
2SWOT分析は、二つの軸で四つに分ける
SWOT(強み・弱み・機会・脅威)(Strengths:強み、Weaknesses:弱み、Opportunities:機会、Threats:脅威)分析は、内側か外側か、目標にとってプラスかマイナスかで情報を整理する方法です。熟練の店員がいるのは内部の強み、調理設備が足りないのは内部の弱み。
近所にオフィスが増えることは外部の機会、近くに競合店ができることは外部の脅威になり得ます。
「売上を増やしたい」は目標であって、現状の強みではありません。事実と推測を区別し、いつ・誰についての情報かを書き添えます。分類できたら、強みを使って機会を生かせないかなど、組合せから行動の候補を考えます。
SWOT分析を、整理から活用へ
ハルとビットで、使い方を確かめよう
近くに駅ができるのは、お店の強みかな?
駅ができることは外の変化だね。来店が増えそうなら機会として考えられるよ。
この説明に出てきた略語の正式名称
- SWOT
- Strengths, Weaknesses, Opportunities and Threats
強み・弱み・機会・脅威
33C分析で、お客さん・競合・自分を見る
3C(顧客・競合・自社)(Customer:顧客・市場、Competitor:競合、Company:自社)分析は、選ばれる理由を三つの視点から調べる枠組みです。市場は、特定の商品やサービスを求める人と、それを提供する側が取引する広がりを指します。
ここでは朝食を買う人の集まりを考えてみましょう。
競合は同じ看板の店だけではありません。朝食なら、コンビニや家から持参する方法も比較相手になり得ます。
架空のカフェを使った学習用の例。
この説明に出てきた略語の正式名称
- 3C
- Customer / Competitor / Company
顧客・競合・自社
4表を埋めたら、小さく確かめる
分析の表は、考えた理由を共有するための道具です。表を埋めるだけで正しい戦略が自動的に決まるわけではありません。架空のカフェで「早く用意できる」が強み、「朝に急ぐ人が増える」が機会なら、受取時間を決めた朝食セットを少量試す案が考えられます。
試したら、注文数だけでなく、待ち時間、廃棄量、利益、お客さんの感想も確認します。思ったほど利用されなければ、価格・受取方法・調べた顧客の偏りなどを見直します。SWOT分析と3C分析は、同じ情報を違う切り口で整理することもあり、必ず一方だけを選ぶ関係ではありません。
- 1材料を集める
事実と推測を分ける
- 2案を考える
朝食の予約受取
- 3少量で試す
待ち時間と利益を確認
図は考える順序を示す。実際には調べ直して行き来する。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
表ができたら、朝食を売れば必ず成功する?
まだ候補の一つだよ。本当に困っていることや、店で用意できる数を確かめて、小さく試そう。
復習
このレッスンを振り返ろう
問題で確かめる
実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
自分の店の状況として示された選択肢を探そう。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目9。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は各参考資料を基に当サイトが初学者向けに作成しています。2026年9月8日確認。学習用の例・会話・図解は当サイトの作成です。図の数値やお店の事例は架空で、実際の企業の実績を示すものではありません。