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1-03 · 経営・組織論2節・復習・4問

人が育ち、働きやすい会社へ

新しい仕事の覚え方と、人が力を発揮しやすい職場のつくり方を知ろう。

このパートで確かめること
  • 実務を通じた育成と、新しい仕事に備える学びを区別できる。
  • 理解度に合わせる学習と、能力を配置へ生かす管理を区別できる。
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説明 1 / 2
このページの目次 2節・復習と4問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1学ぶ場面・手段・目的を分ける

新しい仕事を覚えるときは、「どの場面で」「何を使って」「何のために学ぶか」を分けると、似た言葉を整理できます。

人を支える管理の名前も区別しましょう。社員の能力を配置や育成へ生かすのがタレントマネジメント、組織の知識を共有・活用するのがナレッジマネジメントです。どちらも、理解度に合わせて教材を変える方式そのものではありません。

補足として、ディープラーニング(深層学習)はコンピュータデータから学ぶ方法です。数値を受け取って次へ渡す計算の単位をつないだニューラルネットワークを、多くの層に重ねて使います。写真から猫を見分ける特徴を学ぶ用途などがあり、人に合わせて教材を出すアダプティブラーニングとは別の言葉です。

図で整理

学ぶ目的・仕事との関係・手段を分けよう

何をできるようになりたい?

新しい注文の集計を任せられるよう、操作と数字の見方を学ぶ例です。

変化

注文を紙ではなく、データで集計する

新しく学ぶこと

操作と、集計した数字の読み方

リスキリング

仕事の変化に必要な新技能を身につける

リスキリングは学ぶ目的に関する言葉です。

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ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

新しい店員さんに仕事を覚えてもらうなら、先輩と一緒に接客してもらうとよさそうだね。

ビット

実際の仕事をしながら教える方法だね。こうした教育訓練OJTというよ。その場でやってみて、先輩から助言を受けられる。

ハル

接客を担当しない時間に、みんなで操作の説明を受けるのも同じなの?

ビット

通常の仕事から離れて行う研修はOff-JTだよ。実務を通じて学ぶか、業務を離れて学ぶかで分けるんだ。

ここがポイント仕事を通じるか、ITを使うか、理解度に合わせるか、新技能を得るかは別の観点です。
この説明に出てきた略語の正式名称
OJT
On-the-Job Training
実際の仕事を通じて行う教育訓練
Off-JT
Off-the-Job Training
通常業務から離れて行う教育訓練
IT
Information Technology
情報技術

4人が育つ仕組みと、働き続ける支え

人を単なる人数として扱うのではなく、知識や経験を育て、企業の価値につなげる考え方が人的資本経営です。

  • CDP(Career Development Program:キャリア開発計画)は、将来担いたい仕事に向けて、学習や経験の積み方を計画します。
  • タレントマネジメントは、社員の能力や経験を把握し、配置や育成に生かします。
  • リテンションは、働く人が定着できるようにする取組です。待遇だけでなく、成長機会や相談しやすさも関わります。
  • HR(人材・人事)テック(Human Resources Technology)は、採用や人材育成などに情報技術を使うことです。

心の健康がメンタルヘルス、仕事と仕事以外の生活の調和がワークライフバランスです。仕事への意欲であるモチベーションを、休憩を取らず働くことと混同しないようにします。

事務の仕事なら、新しい集計ソフトを使うための学習を計画し、操作を練習してから仕事を任せ、困ったときの相談先を決める、と当てはめられます。

例えば「初めてのお客さんも安心して注文できる店」を目指すなら、商品を説明する技能が必要です。採用・配置・育成・評価・定着をつなげるHRM(Human Resource Management:人的資源管理)では、研修の回数だけでなく、説明する力や目標への変化も確かめます。

店長を目指す人のCDPなら、接客→発注→勤務計画と学ぶ経験を計画し、その技能記録をHRテックで次の育成へ生かす例が考えられます。

新人が相談しやすい定期面談や、成長の道筋を作ることはリテンションの例です。負担が続く人の勤務や分担を見直すことはメンタルヘルスを支えます。「説明できる商品が増え、役に立てた」という実感が次の学習へのモチベーションにつながる場合もあります。

接客の説明が得意な人を新人の支援へ、在庫計算が得意な人を発注の担当へ配置するように、技能の記録から役割を決めるとタレントマネジメントを仕事に生かせます。

新しい仕事を任せる前後で支える
育てる必要な学習と実務経験を計画
生かす能力に合う配置と協力
続けられるようにする負担・相談・生活との調和を確認

架空のチームの例。個人の努力だけに任せず、会社の仕組みも整えます。

この説明に出てきた略語の正式名称
HR
Human Resources
人材・人事
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復習

このパートを振り返ろう

OJTとリスキリングは、同じ分類の言葉ですか。

答え方と、確認するポイント

OJTは実際の仕事を通じて学ぶという場面・方法、リスキリングは仕事の変化に備えて新しい技能を学ぶという目的を表します。新しい技能をOJTで学ぶこともあり、どちらか一方だけを選ぶ分類ではありません。

理解度に合わせて次の問題を変えることと、技能記録から担当を決めることは何が違いますか。

答え方と、確認するポイント

教材を理解度へ合わせるのがアダプティブラーニングです。社員の技能や経験から配置・育成を考えるのがタレントマネジメントです。どの判断に情報を使っているかで区別します。

3

問題で確かめる

実際の問題に挑戦しよう

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル問題1 / 4問
新入社員が先輩と実際の接客を行いながら手順を学んだ。この育成方法はどれか。
ヒントを見る

実際の仕事をしながら学んでいる点に注目。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。

4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目1。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

3問 / 操作体験

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解答から結果の確認までを、3問で体験できます。100問・120分の第1模試も無料で利用できます。