組織の仕事の進め方を改善する
- 共通の活動定義と固定の開発順序を区別できる。
- プロセス成熟度の評価を成果物の無欠陥保証と区別できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 3節・復習と2問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1必要な活動を共通の言葉にする
共通フレームは、ソフトウェア開発と取引で必要な活動や作業を共通の言葉で定める枠組みです。SLCP(Software Life Cycle Process:ソフトウェアライフサイクルプロセス)の考え方に基づき、企画・開発・運用・保守などの作業を整理します。
発注者が考える「受入れ」と供給者が考える「テスト」の範囲が違うと抜けが生じます。共通の活動定義を参照し、誰が何を行うかを合意することで行き違いを減らします。
要件定義・受入れ・保守
誰が何を実施するか
抜けと認識違いを減らす
各欄は同じ場面での役割を示します。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
作業の呼び名をそろえるだけで役立つ?
同じ言葉の範囲が違うと担当漏れが起きるから、共通理解が大切だよ。
2作業一覧は固定の開発順序ではない
共通フレームは作業項目の共通理解に役立つもので、必ず全作業を同じ順序で一度ずつ行うよう強制する開発モデルではありません。案件の特性に合わせ、実施内容や責任を具体化します。
ウォーターフォールは工程の進め方、アジャイルは短い反復や変化対応、共通フレームは活動の定義というように、比較する軸が異なります。
この説明に出てきた略語の正式名称
- CMMI
- Capability Maturity Model Integration
組織のプロセスの能力や成熟度を評価し改善するモデル
3成熟度を測って継続的に改善する
CMMI(Capability Maturity Model Integration:能力成熟度モデル統合)は組織のプロセスを評価・改善するためのモデルです。個人のプログラミング能力の点数や、完成ソフトウェアの欠陥ゼロの保証ではありません。
シラバスで扱う成熟度1~5は、初期、管理された、定義された、定量的に管理された、最適化しているという段階です。プロジェクト単位の管理から組織標準、数量的な管理、継続的な改善へ高めます。現行の提供体系にはレベル0の説明もあるため、「CMMIにはいかなる体系でも0がない」とは断定しません。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
成熟度が高いと絶対にバグがない?
組織の進め方の評価だから、個々の成果物の無欠陥を保証するものではないよ。
復習
このレッスンを振り返ろう
共通フレームを使うと全案件で工程順が一つに決まるか。
答え方と、確認するポイント
決まらない。活動や作業の共通理解を得て、案件ごとに内容と責任を具体化する。
CMMIが評価・改善する対象は何か。
答え方と、確認するポイント
組織のプロセス。個人の能力点数や完成品の欠陥ゼロを保証するものではない。
問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
必要な活動を共通の言葉にするで、目的を確認しよう。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
2問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目26。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。