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8-07 · システム開発技術2節・復習・3問

必要な作業量を見積もる

このパートで確かめること
  • 工数と期間を区別し、人数で割る計算に必要な並行作業の仮定を確認する
  • 計画初期の概算に、条件差を考慮して類似案件の実績を使う
  • FPを外部から見た機能規模と理解し、工数や期間へ直接読み替えない
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説明 1 / 2
このページの目次 2節・復習と3問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1工数と期間は同じでない

開発規模は作るソフトウェアの大きさです。工数は必要な作業量で、人日人月を使います。1人が1日働く量が1人日です。開発期間は開始から終了までの長さです。

架空例で作業量が20人日、2人が同じ能力で独立に全時間作業できれば20÷2=10日です。ただし現実には作業順序や連絡、習熟の時間があり、人数を倍にしても期間が必ず半分にはなりません。開発環境や経験も見積りに影響します。

単純化した期間の例
  1. 1
    工数

    20人日

  2. 2
    人数

    2人が独立して作業

  3. 3
    期間

    20÷2=10日

矢印は作業を進める順序です。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

人日が日数ではないの?

ビット

人の作業量だから、期間を考えるには人数や作業順も必要だよ。

2分かっている情報から方法を選ぶ

類推見積法は類似する過去案件の実績を基に、規模や難しさの違いを補正して見積もる方法です。早期に詳細が不明でも概算を出しやすい反面、比較元との差に注意します。積上げ見積りは作業ごとの工数を見積もって合計する方法です。

ファンクションポイント(FP:Function Point)法は外部から見た入力・出力・照会・データなどの機能に基づき規模を測ります。コード行数を基にする見積りとは尺度が違います。FP数から工数を求めるには生産性などの情報も必要です。

見積方法の根拠
対象役割
類推過去の類似案件実績から補正
積上げ作業の一覧作業工数を合計
FP法外部から見た機能機能から規模を測る

着目点を比べて判断します。

2

復習

このパートを振り返ろう

24人日を3人で8日と考えられるのは、どのような条件?

答え方と、確認するポイント

同じ能力で独立して全時間並行に作業できる仮定が必要。現実の順序・連絡・習熟によって期間は変わる。

詳細作業が分からない初期段階に、短期間で概算を出す方法は?

答え方と、確認するポイント

過去の類似案件を参考にする類推見積り。規模や条件の違いは補正する。

100FPと分かれば、開発期間は100日と決まる?

答え方と、確認するポイント

FPは機能規模であり日数ではない。工数には生産性、期間には体制や作業順序などの情報が必要である。

3

問題で確かめる

実際の問題に挑戦しよう

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 3問
24人日の作業を、同じ能力の3人が独立して全時間並行に行えるものとする。この仮定の下での期間と、現実の見積りへの注意として適切なものはどれか。
ヒントを見る

24人日は量。何人でどう並行できるかという条件から期間を考える。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。

3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目25。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

3問 / 操作体験

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