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4-02 · 技術開発戦略の立案・技術開発計画2節・復習・3問

知的財産と社外の力を生かす

特許、協業、投資を使って技術を事業につなぎます。

このパートで確かめること
  • 特許の相互許諾を、権利群の整理や会社設立と区別できる。
  • 保有・出願特許をまとめて分析する対象を選べる。
  • 知財と経営・市場の情報を組み合わせる分析を選べる。
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説明 1 / 2
このページの目次 2節・復習と3問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1特許戦略は「守る・使わせる・組む」

特許戦略では、発明を特許として保護すること、秘密として管理すること、他社への実施許諾などを事業の方針に合わせて考えます。特許を得ると、権利の範囲内で他社の無断実施を抑止でき、技術提携の交渉材料やライセンス収入につながる可能性があります。

収益や市場での成功が自動的に保証されるわけではありません。

ライセンスは、定めた条件で権利の利用を許すことです。クロスライセンスでは、複数の特許権者が互いに特許の実施を許諾します。競合が特許を持つときも、交渉によって相互に利用できる場合があります。特許の権利範囲や契約条件を確認して判断します。

特許の三つの活用
保護

権利範囲内の無断実施を抑止

収入

条件を定めて実施を許す

提携

交渉や相互許諾に生かす

どれも期待できる効果であり、特許取得だけで成功が決まるわけではない。

2特許群と事業情報を整理する

特許ポートフォリオは、自社の保有・出願特許を、事業への貢献、特許同士の相乗効果、将来の適用分野などで分析するためにまとめたものです。技術ポートフォリオが技術全体を扱うのに対し、こちらは特許群が対象です。PPM(Product Portfolio Management:製品ポートフォリオ管理)は市場成長率相対的市場占有率などで事業・製品への資源配分を考えるため、対象と軸が異なります。

IP(知的財産)ランドスケープ(Intellectual Property Landscape)は、知財情報を市場・事業・経営情報と組み合わせて分析し、結果を経営者などと共有して戦略に反映する活動です。ここでIPは知的財産を意味します。

例えば、競合の特許出願の集中分野と市場需要を照らし、提携先や進出分野を検討します。強み・弱み・機会・脅威で整理するSWOT(Strengths, Weaknesses, Opportunities, Threats)分析とも区別します。

似た名称の対象を区別
名称対象使い道
特許ポートフォリオ保有・出願特許群貢献度や相乗効果の分析
IPランドスケープ知財+事業・市場情報分析を経営判断に反映
技術ポートフォリオ自社の技術群技術への資源配分
PPM事業・製品群市場成長率シェアなどで配分

何を集め、どんな判断に使うかで読む。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

特許は、他社に絶対使わせないためだけのもの?

ビット

条件を決めて使ってもらう方法もあるよ。収入や、互いの技術を生かす提携につながるんだ。

この説明に出てきた略語の正式名称
IP
Intellectual Property
知的財産
2

復習

このパートを振り返ろう

他社に技術を使わせることは、特許権を失うことですか。

答え方と、確認するポイント

条件を定めた実施許諾もあります。相互に認めるのがクロスライセンスで、利用できる範囲と契約条件を確認します。

技術全体の配分と、保有特許の整理は同じ対象ですか。

答え方と、確認するポイント

特許ポートフォリオは保有・出願特許の貢献や相乗効果などを分析します。技術全体のポートフォリオや、市場成長率シェアで見るPPMとは対象が異なります。

特許一覧を作った後、どう経営判断へ生かしますか。

答え方と、確認するポイント

市場や事業の情報と組み合わせて分析し、経営者などと共有して戦略へ反映します。この活動がIPランドスケープです。

3

問題で確かめる

実際の問題に挑戦しよう

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 3問
A社とB社が、それぞれ保有する特許について、契約の範囲で相手による実施を互いに認める。この方法はどれか。
ヒントを見る

権利を譲るのか、使える条件を互いに認めるのかを見ます。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。

3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目13。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

3問 / 操作体験

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