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23-15 · 情報セキュリティ管理4節・復習・4問

個人情報とクラウドを管理する

このパートで確かめること
  • 個人情報の方針を目的と複数の安全管理措置へ具体化する
  • プライバシーマークを個人情報の取扱体制の評価として説明する
  • クラウド利用者に残る共有設定などの責任を確認する
  • ISMSクラウドセキュリティ認証の対象と目的を区別する
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説明 1 / 4
このページの目次 4節・復習と4問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1本人の権利を守って利用する

個人情報保護は、個人を識別できる情報などを適正に扱い、本人の権利利益を守る取組です。個人情報保護法は有用性にも配慮しながら適正な取扱いを求めます。プライバシーポリシー(個人情報保護方針)は、組織が個人情報をどのように扱うかを示すものです。

必要な情報を目的に沿って集め、閲覧者や保存期間を決めます。方針を掲示するだけでは保護は完成せず、日々の管理を行います。

本人の権利を守って利用する
取得

目的を明確にする

利用

必要な範囲で扱う

保存

権限と期間を管理

取得:目的を明確にする/利用:必要な範囲で扱う/保存:権限と期間を管理

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

保護方針を公開すれば終わり?

ビット

書いた方針を守る体制と日々の運用が必要だよ。

2安全管理措置は複数の側面から

安全管理措置は個人データの漏えい・滅失・毀損などを防ぐための措置です。組織的には責任者と点検、人的には教育、物理的には保管庫や入退室、技術的にはアクセス制御などを行います。

プライバシーマーク制度は、個人情報を適切に扱う体制を評価する制度です。製品の暗号強度の認定でも、ログインする個人の本人確認でもありません。法律の要求と制度への参加は区別します。

安全管理措置は複数の側面から
組織・人

責任体制と教育

物理

保管と入退室

技術

権限と通信の保護

組織・人:責任体制と教育/物理:保管と入退室/技術:権限と通信の保護

3クラウドでも利用者の責任が残る

クラウドでは提供者と利用者の管理範囲を確認します。提供者が設備を守っていても、利用者が公開設定を誤れば情報が漏れ得ます。契約、権限、共有設定、ログバックアップ、解約時のデータの扱いを確かめます。

ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)クラウドセキュリティ認証は、ISMSへクラウド固有の管理策を加え、その導入・実施を評価するものです。クラウド提供者だけでなく利用者も対象になり得ます。IaaS(Infrastructure as a Service:計算機等の基盤を提供するサービス)を一律に除く制度ではありません。

クラウドでも利用者の責任が残る
提供者

サービス側の管理

利用者

権限・共有設定

認証制度

クラウド固有の管理策を評価

提供者:サービス側の管理/利用者:権限・共有設定/認証制度:クラウド固有の管理策を評価

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

クラウド会社が全部守るの?

ビット

利用者の共有設定など、自分たちの管理も残るよ。担当範囲を確認しよう。

この説明に出てきた略語の正式名称
ISMS
Information Security Management System
情報セキュリティマネジメントシステム

4組織の認証と利用者の認証

ISMSクラウドセキュリティ認証は、クラウド固有の管理策が適切に実施されているかを評価する制度です。提供者だけ、利用者だけ、特定のサービス形態だけと一律に限定する理解は適切ではありません。

一回のログインを複数サービスで使うSSO(一度の認証を基に複数のサービスへログインできる仕組み)や、不審な状況で確認を追加するリスクベース認証は、利用者の認証技術です。個人情報の取扱体制を評価するプライバシーマークとも対象を区別します。

組織の認証と利用者の認証
項目働き・対象
クラウド認証固有の管理策を評価
プライバシーマーク個人情報の取扱体制
SSO利用者の認証

クラウド認証:固有の管理策を評価/プライバシーマーク個人情報の取扱体制SSO等:利用者の認証

この説明に出てきた略語の正式名称
SSO
Single Sign-On
一度の認証を基に複数のサービスへログインできる仕組み
2

復習

このレッスンを振り返ろう

個人情報の方針を掲示した後、何を実行しますか。

答え方と、確認するポイント

目的に必要な情報を扱い、責任体制と点検、教育、保管や入退室、アクセス制御を組み合わせます。閲覧者や保存期間も管理します。

プライバシーマークは、個人のログイン確認や製品の暗号強度の証明ですか。

答え方と、確認するポイント

個人情報を適切に扱う組織の体制を評価する制度です。ログイン技術や暗号製品の認定とは違い、法律の要求とも区別します。

提供者が設備を保護していれば、自社の公開設定は確認不要ですか。

答え方と、確認するポイント

利用者側の設定も残るため必要です。契約と担当範囲、権限ログバックアップ・解約時の扱いを確認します。

クラウドの利用組織やIaaSは、認証の対象外ですか。

答え方と、確認するポイント

一律に対象外ではありません。提供者・利用者のクラウド固有の管理策を評価する制度で、個人の認証技術とは違います。

3

問題で確かめる

学んだことを問題で確かめよう

入門の確認問題4問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 4問
顧客情報の保護方針をWebサイトへ掲示した。日々の取扱いとして適切なものはどれか。
ヒントを見る

掲示した約束を、複数の管理面で日々実行しているかを見ます。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目62。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

3問 / 操作体験

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