場所と物を守る対策
- 拠点の被災と停電に別の備えを選ぶ
- アンチパスバックの履歴照合と、物理的な共連れ防止を組み合わせる
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 2節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1災害も盗難も脅威になる
物理的脅威には災害、機器の破壊、妨害行為などがあります。洪水や火災で機器が使えなくなる、電源を抜かれて停止する、媒体が盗まれるといった被害です。監視カメラ、施錠管理、入退室管理で場所への接近を制限します。
遠隔バックアップは離れた場所にもデータを保管し、同じ災害で原本と複製を同時に失う危険を下げます。UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)は主に停電への備えで、暗号化されたデータを復元する装置ではありません。
災害:遠隔地へ複製/盗難・破壊:施錠と監視/停電:無停電電源装置
2入った記録と出た記録を合わせる
IC(Integrated Circuit:集積回路)カードを使う入退室管理では、カードと人を対応させ、権限がある人だけを通します。アンチパスバックは入室・退室の記録を照合し、入室記録のない退室や、退室していないカードの再入室などを制限する仕組みです。
共連れは一人の認証で別の人も一緒に入ることです。アンチパスバックだけで物理的に全てを防げるわけではなく、一人ずつ通す設備や運用を重ねます。インターロックは二つの扉を同時に開けない制御です。
この過去問の正答はアンチパスバックです。履歴の整合を確認する仕組みを共連れ対策の一部として扱い、一人ずつ通す設備や運用と組み合わせます。単独で同時通過を物理的に全て遮断するという意味ではありません。
正しい退室へ
同じカードの再入室を制限
同時に開かない
入室記録あり:正しい退室へ/退室記録なし:同じカードの再入室を制限/二重扉:同時に開かない
ハルとビットで、使い方を確かめよう
カードがあれば共連れを全部防げる?
履歴の矛盾は確認できるけれど、人が同時に通る問題には設備や確認も必要だよ。
3離席と持出しの小さな習慣
クリアデスクは機密書類や媒体を机へ放置しないこと、クリアスクリーンは離席時の画面ロックなどで画面を見られないようにすることです。机を固定しないフリーアドレスとは異なります。
セキュリティケーブルは端末を机などへ固定して持ち去りにくくします。人的対策は教育や守秘契約、技術的対策はアクセス制御やマルウェア対策ソフト、物理的対策は設備や場所の保護です。目的と手段の分類を分けて考えます。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
画面ロックで書類も守れる?
紙は別だよ。机と画面の両方を確認しよう。
4設備、人、ソフトの手段を分ける
ICカードによる入退室や遠隔地のバックアップ設備は、場所・設備を守る物理的対策です。守秘契約や教育、脅威情報の周知は人的対策、通信の遮断やマルウェア対策ソフトは技術的対策です。
机上の書類を保管するクリアデスクと、画面を隠すクリアスクリーンも分けます。アンチパスバックは入退室履歴の整合を確かめる仕組みで、正規の経路を迂回するバックドアとは働きが反対です。
復習
このパートを振り返ろう
建物全体の被災に、同室のUPSだけで備えられますか。
答え方と、確認するポイント
UPSは主に停電への備えです。拠点全体の被災には、同じ災害で失いにくい離れた拠点の復元可能な複製も用意します。
アンチパスバックだけで、二人同時の通過を必ず止められますか。
答え方と、確認するポイント
入退室履歴の不整合を制限する仕組みなので、単独では全ての同時通過を止められません。一人ずつ通す設備や確認と組み合わせます。
問題で確かめる
実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
原本と複製を同時に失う災害か、電源供給が止まる問題かを分けます。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目63。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。