通信を分けて守る
- DMZの区画とファイアウォールの通信規則を組み合わせる
- ゲスト分離と端末の検疫を、目的で区別する
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 2節・復習と2問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1通してよい通信を決める
ファイアウォールは、設定した規則に従って通信を許可・拒否します。IP(ネットワークを越えて宛先へデータを届けるための通信の約束)アドレスやポート番号などを使い、不要な接続を制限します。全ての攻撃を一台で防ぐ装置ではありません。
DMZ(Demilitarized Zone:非武装地帯)は、外部公開サーバを内部ネットワークから分けて置く区画です。インターネットから公開サーバへの必要な通信を許し、内部への通信を別途制限します。ロードバランサの負荷分散や建物の入室制御とは役割が違います。
外部:必要な通信だけ許可/公開用区画:ウェブサーバ等/内部網:別の規則で保護
この説明に出てきた略語の正式名称
- IP
- Internet Protocol
ネットワークを越えて宛先へデータを届けるための通信の約束
2来訪者と未点検端末を分ける
ゲストネットワークは、来訪者にインターネット接続を提供しながら社内の機器への接続を制限する分離です。検疫ネットワークは端末の更新やマルウェア対策の状態などを確認し、不適合な端末を通常の社内ネットワークから隔離します。
SSID(Service Set Identifier:無線ネットワークの識別名)を分けるだけで十分とは限らず、通信できる範囲の設定が必要です。ボタンで無線接続を簡単に設定する機能や、マルウェア検査そのものとは区別します。
WPS(Wi-Fi(無線LANの技術に使われる名称) Protected Setup)はボタン操作などで無線接続設定を簡単にする仕組みです。ネットワークの分離、端末の検疫、接続設定の簡略化は別の機能です。SSIDを空欄にして無条件に接続させる機能がゲストネットワークではありません。
3検知と防御を分ける
IDS(Intrusion Detection System:侵入検知システム)は、不正アクセスや兆候を監視し、検知・通知します。IPS(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)は検知に加え遮断などを行います。
WAF(Web Application Firewall:ウェブアプリケーション用ファイアウォール)は、ウェブの要求内容を検査してアプリの弱点を狙う攻撃を検知・防御します。WAFを導入してもアプリの欠陥は修正すべきです。
DNS(ドメイン名とIPアドレスなどの対応を調べる仕組み)の名前解決、NTP(Network Time Protocol)の時刻同期、メール配送は侵入検知とは別の役割です。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
検知したら必ず止めてくれる?
検知と通知が中心の仕組みと、遮断まで行う仕組みを区別しよう。
この説明に出てきた略語の正式名称
- DNS
- Domain Name System
ドメイン名とIPアドレスなどの対応を調べる仕組み
4区画、検知、負荷分散
ファイアウォールは通信規則、DMZは公開系を置く区画、WAFはウェブ要求の検査、IDSは侵入の検知・通知という違いがあります。来訪者向けの分離はゲストネットワーク、端末の状態確認と隔離は検疫です。
サーバへの負荷分散はロードバランサ、時刻同期はNTP、名前解決はDNSです。建物の入室管理やボタンによる無線設定を、ファイアウォールやゲスト分離の機能と混同しません。
復習
このパートを振り返ろう
問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
どこへ置くかと、そこからどこへ通信を許すかの両方を見ます。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
2問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目63。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。