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23-26 · 情報セキュリティ対策・情報セキュリティ実装技術2節・復習・2問

内容の変化と署名者を確かめる

このパートで確かめること
  • 同じ関数と同じ入力のハッシュ値を比較し、復号と区別する
  • 署名者の鍵の対を使い、改ざん検知と本文の秘密を区別する
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説明 1 / 2
このページの目次 2節・復習と2問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1内容から短い値を計算する

暗号学的ハッシュ関数は入力データから決まった長さの値を計算します。同じ関数へ同じ入力を与えると同じ値になります。値だけから元データを容易に復元できない一方向性などが重要です。

ハッシュは復号する暗号とは異なります。異なる関数を使えば同じ値になるとは限りません。また異なる入力が同じ値になる衝突は理論上あり得るので、「絶対に一意」とはいいません。値だけを送っても、その値ごと交換されれば送信元は保証できません。

内容から短い値を計算する
同じ関数+同じ入力

同じ値

値から元へ

容易には復元できない

値だけ

発行元の保証はない

同じ関数+同じ入力:同じ値/値から元へ:容易には復元できない/値だけ:発行元の保証はない

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

ハッシュをもう一度計算すれば元に戻る?

ビット

元へ戻す操作ではないよ。同じ入力かを確かめる値として使うんだ。

2秘密鍵で署名し公開鍵で検証する

デジタル署名は、署名者の秘密鍵(署名鍵)でデータに対応する署名を作り、対応する公開鍵(検証鍵)で確かめます。本文のハッシュなどを利用し、署名後の改ざんや署名者を検証する手掛かりになります。

署名は改ざんを検知するもので、変更操作を物理的に不可能にするわけではありません。本文を暗号化して隠すものでもなく、サーバが停止しない保証でもありません。コード署名はソフトの発行元確認に使い、ファイルの所有者表示やアクセス権とは区別します。

署名:作る鍵と、確かめる鍵を分ける
署名者AAの秘密鍵で署名を作る本文 + 署名受信者Aの公開鍵で検証する本文を隠す処理とは別

Aと公開鍵の対応を信頼できる方法で確かめた上で検証します。署名は変更の検知や署名者の確認を支えますが、本文を秘密にする暗号化とは別です。

2

復習

このパートを振り返ろう

ハッシュ値を同じ関数へ再入力すると、元データに戻りますか。

答え方と、確認するポイント

戻す処理ではありません。同じ関数と同じデータなら同じ値になりますが、異なる関数も全て同じ値になるわけではありません。衝突は理論上あり得ます。

Aの署名をBが検証するとき、誰のどの鍵を使いますか。

答え方と、確認するポイント

Aの秘密鍵で作った署名を、対応するAの公開鍵で検証します。公開鍵の持主も確認し、署名を本文の暗号化や変更操作の禁止とは考えません。

3

問題で確かめる

実際の問題に挑戦しよう

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題1問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

IPA ITパスポート試験 2026年度 公開問題 問911 / 2問
デジタル署名やブロックチェーンで用いられるハッシュ関数には,SHA-256,SHA-512などがある。このようなハッシュ関数に関する記述として,適切なものはどれか。
ヒントを見る

同じ関数・同じ入力の再計算と,ハッシュ値から元へ戻すことを分けましょう。

IPA ITパスポート試験 2026年度 公開問題 問91 · 公式分野:テクノロジ系

IPAの問題原本 ↗

出典:IPA。表記・表の配置を整えています。解説は当サイトが作成したものです。

公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。

2問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目63。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

3問 / 操作体験

模試の操作を試す

解答から結果の確認までを、3問で体験できます。100問・120分の第1模試も無料で利用できます。