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23-24 · 情報セキュリティ対策・情報セキュリティ実装技術2節・復習・3問

暗号の鍵を使い分ける

このパートで確かめること
  • 共通鍵方式と公開鍵方式を,鍵の対応・配布・処理速度から比較できる。
  • 受信者だけに読ませるための公開鍵と秘密鍵を選べる。
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説明 1 / 2
このページの目次 2節・復習と3問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1共通鍵方式と公開鍵方式を比べる

暗号化は,読めるデータを鍵とアルゴリズムを使って暗号文に変えることです。復号は,対応する鍵で元のデータへ戻すことです。

共通鍵暗号方式は,暗号化と復号に同じ秘密の鍵を使います。一般に処理が速く,大量の本文に向きますが,相手と安全に鍵を共有する必要があります。暗号文と鍵を同じ公開場所に置く方法では,秘密を守れません。

公開鍵暗号方式は,公開できる鍵と本人が保護する秘密鍵の対を使います。一般に共通鍵方式より計算の負荷が大きいため,本文全体に使うだけでなく,共通鍵を安全に使い始めるために組み合わせます。公開鍵は配布できますが,本当に相手の公開鍵かを確認する仕組みも必要です。

暗号化と復号の鍵
  1. 1
    送信者

    共通の鍵で暗号化

  2. 2
    送るもの

    暗号文

  3. 3
    受信者

    同じ鍵で復号

送信者:共通の鍵で暗号化/送るもの:暗号文/受信者:同じ鍵で復号

2受信者の公開鍵で暗号化する

AからBだけに秘密の文書を送りたいとき,AはBの公開鍵で暗号化します。対応するBの秘密鍵を持つBが復号します。送信の操作をする人ではなく,「誰だけに読ませたいか」から鍵を選ぶのが要点です。

カフェ本部Aが支店Bへ機密文書を送るなら,本部は支店の公開鍵を使います。支店の秘密鍵は支店が保護したままで,本部へ渡しません。Aの公開鍵とBの秘密鍵のように,別の対の鍵を組み合わせても復号できません。

公開鍵暗号:受信者の鍵の組を使う
送信者が暗号化受信者Bの公開鍵を使う暗号文通信で届ける公開鍵では元に戻せない受信者Bが復号B自身の秘密鍵を使う

送り先Bの公開鍵を正しく入手することが前提です。対応する秘密鍵を持つBが復号します。暗号化と署名では鍵の役割が異なります。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

Bさんだけに送りたいなら僕の鍵を使う?

ビット

秘密の本文を送るときはBさんの公開鍵を使うよ。開ける秘密鍵をBさんが持っているからね。

2

復習

このパートを振り返ろう

共通鍵方式と公開鍵方式は,鍵と処理の速さがどう違う?

答え方と、確認するポイント

共通鍵方式は同じ秘密の鍵を共有し,一般に処理が速い。公開鍵方式は公開鍵・秘密鍵の対を使い,一般に処理の負荷が大きい。

本社Aから支店Bだけに送りたい。暗号化と復号には誰のどの鍵を使う?

答え方と、確認するポイント

AはBの公開鍵で暗号化し,Bは自分の秘密鍵で復号する。Bの秘密鍵をAへ渡す必要はない。

3

問題で確かめる

実際の問題に挑戦しよう

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問2問、入門の確認問題1問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 3問
AからBだけが読めるよう公開鍵暗号で送る。暗号化に使う鍵はどれか。
ヒントを見る

受信者だけが持つ秘密鍵で復号できるように、その相方を使います。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。

3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目63。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

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