設定と廃棄で情報を残さない
- パッチによる欠陥修正を認証情報の保護と区別する
- 修正の可否と緊急度に応じ、適用・交換・利用制限を選ぶ
- フィルタリングを判断対象で区別し、MACアドレス制限の限界を説明する
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 2節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1弱点を把握して修正する
脆弱性管理では、使用する機器とソフトを把握し、弱点の情報を集め、影響を評価して修正します。OS(Operating System:基本ソフト)のアップデートやセキュリティパッチは欠陥を修正する手段です。
更新の影響を確認し、緊急度に応じて適用します。サポートが終わり修正が提供されない機器は交換や利用制限を検討します。パスワードを付けることと、ソフトウェアの弱点を直すことは別です。
機器・ソフトの一覧
弱点と業務への影響
更新と適用確認
把握:機器・ソフトの一覧/評価:弱点と業務への影響/修正:更新と適用確認
2何を見て制限するか
URL(ウェブ上などのリソースの場所を示す文字列)フィルタリング(Webフィルタリング)は接続先のアドレスや分類を基に閲覧を制限します。コンテンツフィルタリングは内容を検査して制限し、スパム対策は迷惑メールを振り分けます。ペアレンタルコントロールは子供の利用時間や閲覧などを保護者が管理する機能です。
MAC(Media Access Control)アドレスフィルタリングは機器の識別アドレスを基に接続を制限します。ただしアドレスは偽装され得るので、強い認証や暗号化の代わりにはしません。
この説明に出てきた略語の正式名称
- URL
- Uniform Resource Locator
ウェブ上などのリソースの場所を示す文字列
3削除した表示だけでは不十分
通常のファイル削除や論理フォーマットは、管理情報を変えるだけで内容が残る場合があります。HDD(Hard Disk Drive:磁気ディスク装置)は適切な上書きや物理破壊など、目的に合う方法で消去します。アプリの削除だけで業務データが全て消えるわけではありません。
SSD(Solid State Drive:半導体記憶装置)は磁気を使わないので磁気消去は適しません。Secure Eraseなど機器に合う消去機能や、確実な物理破壊を選び、実施記録を残します。SSDでは単純なファイル上書きだけでは全領域の消去を保証しにくいことにも注意します。
データクレンジングはデータの誤り・表記揺れ・重複等を整理する作業です。廃棄時の記憶媒体の安全な消去を意味しません。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
消したファイルも読まれるの?
表示から消えても記憶領域に残る場合があるよ。媒体に合う消去が必要だね。
磁石なら全て消える?
半導体の記憶装置にはその原理が合わないよ。機器に合う方法を選ぼう。
4修正と消去は対象が違う
パッチはソフトの欠陥を修正します。総当たりには試行制限、人をだます手口には確認や教育、流出情報の使い回しには秘密の変更や多要素認証が必要です。ディスクのパスワードだけでプログラムの脆弱性が直るわけではありません。
廃棄時は通常の削除、アプリの削除、論理フォーマットだけで内容が消えたと判断しません。HDDの適切な上書きや物理破壊、SSDに合う安全な消去機能などを選びます。データクレンジングは情報の整理、セキュアブートは起動の検証であり、廃棄時の消去ではありません。
復習
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問題で確かめる
実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
攻撃に使われるソフトウェアの弱点を修正する対策を探しましょう。
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目63。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。