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22-05 · 通信プロトコル3節・復習・3問

相手の機器と使うサービスを指定する

このパートで確かめること
  • IPの配送とTCPの確認・再送を区別する
  • UDP自身の機能と上位の補助を区別する
  • IPアドレスとポート番号の役割を分ける
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説明 1 / 3
このページの目次 3節・復習と3問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1宛先へ運ぶ仕事と、届き方を確かめる仕事

ネットワークでは、データパケットというまとまりにして送ります。パケットには、分割されたデータと、宛先などの制御情報が入ります。

IP(ネットワークを越えて宛先へデータを届けるための通信の約束)は、宛先のIPアドレスを使い、ネットワークを越えてパケットを配送するための規則です。IPだけで到着や順序まで保証するわけではありません。

TCP(到着確認や再送を行う信頼性の高い転送規約)は、届いたことの確認や、届かなかったデータの再送などを行い、順序を保った信頼性の高い転送を提供します。例えば一つの文書のデータを送るとき、途中の欠けを確認し、順序をそろえて扱うために役立ちます。

IPTCPは二者択一ではなく、配送と転送の確認を分担します。ただし通信が断たれればTCPでも成功できないため、「何が起きても必ず届く」という意味ではありません。IPはInternet Protocol、TCPはTransmission Control Protocolの略です。

配送と確認
項目意味・例
IP(ITパスポート試験)宛先へパケットを運ぶ
TCP到着を確認し必要なら再送
結果順序を保ったデータ列を渡す

例は学習用です。

ここがポイントIPは宛先への配送、TCPは到着確認や再送などを分担します。
この説明に出てきた略語の正式名称
IP
Internet Protocol
ネットワークを越えて宛先へデータを届けるための通信の約束
TCP
Transmission Control Protocol
到着確認や再送を行う信頼性の高い転送規約
IP
Information Technology Passport Examination
ITパスポート試験

2再送より遅れを抑える選択もある

UDP(User Datagram Protocol:利用者データグラムプロトコル)は、TCPのような接続管理や到着確認・再送を自身では行わない軽い転送方式。音声や映像、センサー通知など、アプリの目的に応じて使われる。

失われた古い測定値を待つより、新しい値を受け取りたい場面もある。ただしUDPが必ず速い、品質が必ず悪い、という意味ではない。必要な信頼性暗号化を上位の仕組みで付けることもある。IoT(モノのインターネット)でも通信量・電池・応答の条件を考えて方式を選ぶ。

転送の違い
項目意味・例
TCP確認・再送・順序の管理
UDP自身では到着保証や再送をしない
選ぶ条件必要な確実さ・遅れ・通信量

例は学習用です。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

確認しない方式も使うんだね。

ビット

遅れや電池などの条件があるから、上位の処理も含めて選ぶよ。

この説明に出てきた略語の正式名称
IoT
Internet of Things
モノのインターネット

3同じ機器の中で、通信の渡し先を選ぶ

IPアドレスは、通信先の機器を識別するための番号です。一方、ポート番号は、その機器内のサービスアプリケーションを区別する番号です。

一台のサーバでWebとメールを提供している場合、同じ機器へ届いた後も、どちらの処理へ渡すかを区別する必要があります。そこでIPアドレスに加え、ポート番号などを使います。ここでのポートは、ケーブルを差す物理的な差込口ではありません。

ホスト名は機器などに付ける名前、ドメイン名は階層的に管理する名前です。これらも、機器内の渡し先を表すポート番号とは別の役割です。

ポート番号だけで相手の機器まで特定できるわけではありません。IPアドレスTCPUDPなどのプロトコル、ポート番号を組み合わせて通信を識別します。

宛先を段階的に指定
項目意味・例
IPアドレスどの通信先か
ポート番号どのサービスの窓口か
ホスト名相手に付けた名前

例は学習用です。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

住所があれば何の通信か分かる?

ビット

一台で複数サービスが動くので、ポート番号で窓口を分けるよ。

ここがポイントIPアドレスで機器の通信先、ポート番号でその中のサービスを区別します。
2

復習

このレッスンを振り返ろう

IPとTCPは、どちらか一方だけを選ぶものですか。

答え方と、確認するポイント

配送を担うIPと、確認・再送・順序の管理を担うTCPで役割を分担します。二者択一ではありません。

UDPが再送をしないなら、UDPを使うサービスは再送を実現できませんか。

答え方と、確認するポイント

UDP自身はしませんが、上位のアプリケーションなどで必要な機能を補えます。遅れ、通信量、電力などの条件も含めて選びます。

一台でWebとメールを扱うとき、IPアドレスに加えて何を使い分けますか。

答え方と、確認するポイント

ポート番号などで機器内の通信の渡し先を区別します。物理的な差込口ではなく、プロトコルやIPアドレスと組み合わせる識別情報です。

3

問題で確かめる

学んだことを問題で確かめよう

入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 3問
IPでパケットを配送しながら、受信した順序を整え、不足を確認して再送する仕組みを使って文書データを送る。この転送の役割を担うものはどれか。
ヒントを見る

宛先へ運ぶことと、欠けや順序を扱うことを分けましょう。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目59。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

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