用途ごとの通信の約束を使う
- HTTPの要求・応答とHTTPSの保護範囲を説明する
- 機器の時刻を同期する規約を選ぶ
- ファイル転送に使うFTPを選ぶ
- DHCPによる接続設定の配布をDNSの名前解決と区別する
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 3節・復習と4問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1Webの要求と応答をやり取りする
HTTP(Hypertext Transfer Protocol:Webなどの要求と応答を扱う規約)は、ブラウザがページなどを要求し、サーバが応答を返すために使う。HTTPS(TLSで保護されたHTTP通信)はHTTP over TLS(暗号化などで通信路を保護する仕組み)で、TLS(Transport Layer Security:通信路を保護する仕組み)を使ってHTTP通信を保護する。
HTTPSは通信内容の盗聴や改ざんへの対策になるが、ページに書かれた情報の真実性や販売者の誠実さまで保証するものではない。暗号化、名前解決、アドレス自動設定を区別しよう。
この説明に出てきた略語の正式名称
- HTTPS
- HTTP over TLS
TLSで保護されたHTTP通信 - TLS
- Transport Layer Security
暗号化などで通信路を保護する仕組み
2ファイルと時刻を扱う
FTP(File Transfer Protocol:ファイル転送プロトコル)は、機器間でファイルを送受信するための規約。NTP(Network Time Protocol:ネットワーク時刻プロトコル)は機器の時計を合わせるための規約だ。
同じネットワークで使っていても、写真ファイルの転送と時刻の同期は目的が異なる。通常のFTP自体は通信内容を暗号化しないので、実務では保護された方式を選ぶ必要がある。ここでは名前と主な役割を結び付けよう。
3接続の設定を自動で配る
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol:機器の設定を動的に配る規約)は、IP(ネットワークを越えて宛先へデータを届けるための通信の約束)アドレスなどの接続情報を端末へ自動配布する。IPv4(32ビットのアドレスを使うIPの版)の職場LAN(一定の範囲内の機器を接続するネットワーク)なら、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNS(Domain Name System:名前とIPアドレスなどを対応付ける仕組み)サーバの情報などを受け取る例がある。
自動配布が使えず手動設定する場合も、同じLANでIPアドレスが重複しないことなどを確認する。DHCPは名前からIPアドレスを調べるDNSではなく、端末が使う設定を配る仕組みだ。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
接続しただけで設定が入るのは?
DHCPの仕組みで必要な情報を受け取る場合があるんだ。
この説明に出てきた略語の正式名称
- IP
- Internet Protocol
ネットワークを越えて宛先へデータを届けるための通信の約束 - IPv4
- Internet Protocol version 4
32ビットのアドレスを使うIPの版 - LAN
- Local Area Network
一定の範囲内の機器を接続するネットワーク
復習
このレッスンを振り返ろう
HTTPSなら、販売者の説明が正しいことも保証されますか。
ネットワーク経由で機器の時刻を合わせる規約は何ですか。
写真などのファイルを転送するための規約は何ですか。
自分のIPアドレスを自動で受け取る処理と、相手の名前からアドレスを調べる処理は何ですか。
問題で確かめる
実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
通信経路を守ることと、ページに書かれた内容を保証することを分けましょう。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目59。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。