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22-08 · ネットワーク応用3節・復習・4問

名前から通信先を見つける

このパートで確かめること
  • URLの方式・ホスト・パスを区別する
  • DNSの名前解決とWeb本文の取得を分ける
  • ARPによるIPからMACの解決を,DNSやDHCPと区別する
  • 利用者に代わってWebへアクセスするプロキシの役割を選ぶ
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説明 1 / 3
このページの目次 3節・復習と4問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1人が使う名前と場所の指定

ドメイン名は、example.comのように階層で管理するネットワーク上の名前。ホスト名を含むwww.example.comのような名前で機器やサービスの場所を表す。名前とIP(ネットワークを越えて宛先へデータを届けるための通信の約束)アドレスは必ず一対一ではなく、複数アドレスへ対応する場合もある。

URL(Uniform Resource Locator:資源の所在を表す記述)は、https://www.example.com/guide のように、方式・ホスト・場所などを組み合わせて資源を指定する。ドメイン名はURL全体ではなく、メールアドレス全体でもない。

URLの読み方
項目意味・例
https利用する方式
www.example.comホストを表す名前
/guide資源の場所を示すパス

例は学習用です。

この説明に出てきた略語の正式名称
IP
Internet Protocol
ネットワークを越えて宛先へデータを届けるための通信の約束

2名前を調べる通信と、ページを取る通信

DNS(ドメイン名とIPアドレスなどの対応を調べる仕組み)は、ドメイン名ホスト名に対応するIPアドレスなどを調べる仕組みです。Domain Name Systemの略で、名前と通信先の情報を結び付けます。

例えばブラウザでwww.example.comのページを開く場面は、次の二つに分けられます。

  1. 名前解決DNSで、その名前に対応するIPアドレスを調べる。
  2. ページの取得:分かった通信先へ、ブラウザがWebページを要求する。

DNSサーバがWeb本文まで代理で取得する、という意味ではありません。名前解決とWebの要求・応答は別の通信です。また、名前を使うこと自体は暗号化の代わりになりません。

名前からIPアドレスを調べるのが正引き、IPアドレスから名前を調べるのが逆引きです。ただし、すべてのアドレスに逆引きの名前があるわけではありません。

名前を調べてから、ページを頼む
端末DNSサーバWebサーバ① 名前を問い合わせる② 住所を回答③ Webページを要求④ ページを応答

上から時間の順です。DNSから得るのは名前に対応するIPアドレスなどの情報。Webページの本文は、その後に接続するWebサーバから届きます。キャッシュなどは省略した基本例です。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

名前を調べる所からページも届く?

ビット

名前を調べる通信とWeb本文の取得は別だよ。

ここがポイントDNSで通信先を調べ、その相手へWebページを要求します。
この説明に出てきた略語の正式名称
DNS
Domain Name System
ドメイン名とIPアドレスなどの対応を調べる仕組み

3似ている仕組みを切り分ける

ARP(Address Resolution Protocol:アドレス解決プロトコル)は、IPv4(32ビットのアドレスを使うIPの版)の同じ接続区間などで、IPアドレスに対応するMACアドレスを調べるために使う。DNSの「名前とIP」、ARPの「IPとMAC」、DHCP(IPアドレスなどの接続設定を端末へ自動配布する規約)の「接続設定を配布」を区別しよう。

プロキシは、クライアントに代わってサーバへアクセスし、応答を中継する仕組み。組織で外部へのWebアクセスをまとめて管理する例がある。

何を対応付けるか
項目意味・例
DNS名前→IPアドレス
ARPIPアドレスMACアドレス
プロキシ利用者の代わりにアクセス

例は学習用です。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

自分の設定も同じ仕組み?

ビット

設定を配るDHCPと、相手の名前を調べるDNSを分けよう。

過去問での使い方も確認する

時刻同期NTP(Network Time Protocol:ネットワーク上で時計を合わせる通信の約束)、動画を順次再生するストリーミング検索で見つけてもらいやすくするSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とも役割が異なる。

この説明に出てきた略語の正式名称
IPv4
Internet Protocol version 4
32ビットのアドレスを使うIPの版
DHCP
Dynamic Host Configuration Protocol
IPアドレスなどの接続設定を端末へ自動配布する規約
2

復習

このレッスンを振り返ろう

https://shop.example.com/guideの全体がドメイン名ですか。

答え方と、確認するポイント

全体はURLです。httpsは方式、shop.example.comはホストを表す名前、/guideは資源のパスです。

DNSで名前に対応するIPアドレスが分かったら、DNSがページ本文も返しますか。

答え方と、確認するポイント

DNS名前解決とWebの要求・応答は別です。調べた通信先へブラウザがページを要求します。逆引きの名前は全アドレスに必ずあるわけではありません。

同一ネットワーク内でIPv4アドレスに対応するMACアドレスを調べる規約は何ですか。

答え方と、確認するポイント

ARPです。名前からIPなどの情報を調べるDNSや,自分のIPなどの設定を受け取るDHCPとは役割が異なります。

ブラウザなどの要求を受け,代理でWebサーバへアクセスする仕組みは何ですか。

答え方と、確認するポイント

プロキシです。代理通信の役割であり,IPからMACを調べるARPとは異なります。

3

問題で確かめる

実際の問題に挑戦しよう

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問2問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 4問
URL「https://shop.example.com/guide」で、ホストを表す名前はどの部分か。
ヒントを見る

方式、ホスト、パスに分けて読んでみましょう。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。

4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目60。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

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