電池の容量表示を読む
- mAhの意味を説明し,一定電流での時間を求められる。
- mAhとWh,理論値と実機の条件を区別できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 3節・復習と2問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1電流と時間を掛けた単位
携帯端末の補足として、電池に書かれるmAhを読みます。mAh(milliampere-hour:ミリアンペア時)は電気量を表す単位です。mAは電流、hは時間です。mは千分の一なので1A=1,000mAです。
電気量=電流×時間という関係で、100mAhは100mAを1時間流す電気量に相当します。「100分で充電できる」という充電所要時間の表記ではありません。
100mA
1時間
100mAh
ハルとビットで、使い方を確かめよう
100mAhは100分で充電できる意味?
違うよ。電流と放電時間を掛けた電気量だよ。
2単位をそろえて計算する
架空の計算では、1,000mAhの電気量を一定の200mAで使う時間は1,000÷200=5時間です。1Aなら1,000mAに直し、1,000÷1,000=1時間です。
1Aを100分流すなら、100分=100÷60時間として、1,000×100÷60≒1,667mAhです。100mAhにはなりません。電流と時間を入れ替えたり、分をそのまま時間として掛けたりしないようにします。
3表示から保証できないこと
実際に使える時間は、負荷の変化、温度、劣化、変換損失、終止条件などに左右されます。単純な割算の値は一定条件の計算であり、実機の連続稼働を保証しません。充電時間も充電制御や充電器などで変わります。
Wh(watt-hour:ワット時)はエネルギーの単位です。電圧が一定という単純化ではWh=V×Ahです。電圧の異なる電池をmAhの数だけでエネルギー比較はできません。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
割算の時間だけ必ず動く?
実物は条件が変わるから、保証時間にはできないよ。
復習
このレッスンを振り返ろう
mAhは充電にかかる分数?一定電流での時間はどう求める?
答え方と、確認するポイント
電流×時間という電気量。時間はmAh÷mAで求める。AとmA,分と時間などの単位をそろえる。
異なる電圧の電池をmAhだけでエネルギー比較できる?
答え方と、確認するポイント
できない。電圧一定ならWh=V×Ahで比べる。使用時間は負荷・温度・劣化・損失などでも変わる。
問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
電気量を一時間当たりに使う電流で割り、単位が時間になるか確認しましょう。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
2問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目49。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。