ゼロから始める資格学習
全23章・シラバス6.5保存した教材
← 第18章「ハードウェア」の目次へ
18-06 · ハードウェア(コンピュータ・入出力装置)3節・復習・2問

電池の容量表示を読む

このパートで確かめること
  • mAhの意味を説明し,一定電流での時間を求められる。
  • mAhとWh,理論値と実機の条件を区別できる。
表示・保存
説明 1 / 3
このページの目次 3節・復習と2問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1電流と時間を掛けた単位

携帯端末の補足として、電池に書かれるmAhを読みます。mAh(milliampere-hour:ミリアンペア時)は電気量を表す単位です。mAは電流、hは時間です。mは千分の一なので1A=1,000mAです。

電気量=電流×時間という関係で、100mAhは100mAを1時間流す電気量に相当します。「100分で充電できる」という充電所要時間の表記ではありません。

電気量の関係
電流

100mA

時間

1時間

100mAh

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

100mAhは100分で充電できる意味?

ビット

違うよ。電流と放電時間を掛けた電気量だよ。

2単位をそろえて計算する

架空の計算では、1,000mAhの電気量を一定の200mAで使う時間は1,000÷200=5時間です。1Aなら1,000mAに直し、1,000÷1,000=1時間です。

1Aを100分流すなら、100分=100÷60時間として、1,000×100÷60≒1,667mAhです。100mAhにはなりません。電流と時間を入れ替えたり、分をそのまま時間として掛けたりしないようにします。

1,000mAhを200mAで使う
単位をそろえる

mAhとmA

割算

1,000÷200

理想化した時間

5時間

3表示から保証できないこと

実際に使える時間は、負荷の変化、温度、劣化、変換損失、終止条件などに左右されます。単純な割算の値は一定条件の計算であり、実機の連続稼働を保証しません。充電時間も充電制御や充電器などで変わります。

Wh(watt-hour:ワット時)はエネルギーの単位です。電圧が一定という単純化ではWh=V×Ahです。電圧の異なる電池をmAhの数だけでエネルギー比較はできません。

表示が表すもの
仕組み具体例
mAh電気量
Whエネルギー
実際の稼働時間負荷や温度などにも依存

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

割算の時間だけ必ず動く?

ビット

実物は条件が変わるから、保証時間にはできないよ。

2

復習

このレッスンを振り返ろう

mAhは充電にかかる分数?一定電流での時間はどう求める?

答え方と、確認するポイント

電流×時間という電気量。時間はmAh÷mAで求める。AとmA,分と時間などの単位をそろえる。

異なる電圧の電池をmAhだけでエネルギー比較できる?

答え方と、確認するポイント

できない。電圧一定ならWh=V×Ahで比べる。使用時間は負荷・温度・劣化・損失などでも変わる。

3

問題で確かめる

学んだことを問題で確かめよう

入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 2問
1,200mAhを一定の300mAで全て使えると単純化すると、何時間か。
ヒントを見る

電気量を一時間当たりに使う電流で割り、単位が時間になるか確認しましょう。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

2問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目49。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

3問 / 操作体験

模試の操作を試す

解答から結果の確認までを、3問で体験できます。100問・120分の第1模試も無料で利用できます。