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17-09 · オープンソースソフトウェア3節・復習・3問

公開されたコードを使う

このパートで確かめること
  • OSSの利用・改変・配布と料金を区別できる。
  • 著作権の存続とコピーレフトを説明できる。
  • OS・アプリ・公開基盤の範囲を区別できる。
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説明 1 / 3
このページの目次 3節・復習と3問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1見られるだけではない

OSS(Open Source Software:オープンソースソフトウェア)は、ソースコードが入手でき、ライセンスに従って利用、改変、再配布などが認められるソフトウェアです。ソースコードは人が読める形で書かれたプログラムの記述です。

見られても改変・再配布を禁止するものは、そのことだけでOSSにはなりません。

無償の製品とOSSは同義ではありません。OSSの有償配布や商用利用は可能で、特定の利用分野だけを禁止することはオープンソースの定義に合いません。個人だけでなく企業や組織も開発します。

ライセンスの下で認める
入手

ソースコードを読む

改変

目的に合わせて直す

再配布

他の人へ渡す

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

無料ならOSSなの?

ビット

料金ではなく、コードの入手や改変・再配布の許諾で判断するよ。

2著作権と許諾を分ける

OSSでも通常は著作権が存続し、ライセンスという利用許諾条件に従います。著作権の放棄や無条件の利用を意味しません。無保証を定めることが一般的ですが、有償サポート契約を結ぶ提供者もいます。有償サポートへの加入がOSS一般の必須条件というわけではありません。

GPL(GNU General Public License:GNU一般公衆利用許諾書)は代表的なライセンスです。コピーレフトは、改変物を配布するときにも元の自由を受取人へ引き継ぐ考え方で、GPLでは対象となる改変物を同じライセンスで提供し、対応するソースコードを利用できるようにする条件などがあります。

全てのOSSコピーレフトではありません。配布せず自分で使う場合まで全世界への公開が必須、と一般化しません。

混同しないこと
仕組み具体例
OSS著作権放棄ではない
有償配布OSSでも可能
コピーレフト改変物の配布にも自由を継承

3種類と実際の製品を分ける

OSSにはOS(機器の資源やプログラムの実行などを管理する基本ソフトウェア)、通信ソフト、オフィスソフト、データベース管理ソフト、業務用アプリなどがあります。OSの例にLinuxやFreeBSD、Androidの公開基盤があります。Android Open Source ProjectはAndroidのコードを公開していますが、端末に付属する全アプリ・全サービスまでOSSとは限りません。

iOSWindowsは製品全体が同じ意味でOSSOSとして提供されているわけではありません。SafariはOSではなくブラウザです。使う際は、製品名だけで判断せず、対象部分、版、ライセンス、改変・配布の条件を確認します。

公開範囲の例
仕組み具体例
Linux・FreeBSDOSSOSの例
Android公開基盤と付属アプリを区別
SafariOSではなくブラウザ

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

公開したら著作権はなくなる?

ビット

権利を残したままライセンスで利用を許す仕組みだよ。

この説明に出てきた略語の正式名称
OS
Operating System
機器の資源やプログラムの実行などを管理する基本ソフトウェア
2

復習

このレッスンを振り返ろう

有償配布したらOSSではなくなる?

答え方と、確認するポイント

料金だけでは決まらない。利用・改変・再配布の許諾条件と,利用分野を制限しないことなどを確認する。

コピーレフトは著作権の放棄?

答え方と、確認するポイント

違う。著作権に基づく条件で,改変して配布する派生物にも元のライセンスの自由を引き継がせる。

Androidに公開基盤があるとき,端末の全アプリもOSSと言える?

答え方と、確認するポイント

言えない。AOSPの公開部分と端末に付属する個別アプリサービスを分け,対象のライセンスを確認する。

3

問題で確かめる

実際の問題に挑戦しよう

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

IPA ITパスポート試験 2026年度 公開問題 問971 / 3問
OSS(Open Source Software)の取扱いに関する記述のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a OSSを集めた記録媒体を,顧客に有償で提供する。

b 改変したOSSを,特定の利用分野に制限してOSSとして提供する。

c 不具合を発見して修正したOSSのソースコードを,自分のWebサイトで提供する。

ヒントを見る

「無料か有料か」と「利用・改変・再配布の条件」は,別々に考えよう。

IPA ITパスポート試験 2026年度 公開問題 問97 · 公式分野:テクノロジ系

IPAの問題原本 ↗

出典:IPA。表記・表の配置を整えています。解説は当サイトが作成したものです。

公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。

3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目48。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

3問 / 操作体験

模試の操作を試す

解答から結果の確認までを、3問で体験できます。100問・120分の第1模試も無料で利用できます。