公開されたコードを使う
- OSSの利用・改変・配布と料金を区別できる。
- 著作権の存続とコピーレフトを説明できる。
- OS・アプリ・公開基盤の範囲を区別できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 3節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1見られるだけではない
OSS(Open Source Software:オープンソースソフトウェア)は、ソースコードが入手でき、ライセンスに従って利用、改変、再配布などが認められるソフトウェアです。ソースコードは人が読める形で書かれたプログラムの記述です。
見られても改変・再配布を禁止するものは、そのことだけでOSSにはなりません。
無償の製品とOSSは同義ではありません。OSSの有償配布や商用利用は可能で、特定の利用分野だけを禁止することはオープンソースの定義に合いません。個人だけでなく企業や組織も開発します。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
無料ならOSSなの?
料金ではなく、コードの入手や改変・再配布の許諾で判断するよ。
2著作権と許諾を分ける
OSSでも通常は著作権が存続し、ライセンスという利用許諾条件に従います。著作権の放棄や無条件の利用を意味しません。無保証を定めることが一般的ですが、有償サポート契約を結ぶ提供者もいます。有償サポートへの加入がOSS一般の必須条件というわけではありません。
GPL(GNU General Public License:GNU一般公衆利用許諾書)は代表的なライセンスです。コピーレフトは、改変物を配布するときにも元の自由を受取人へ引き継ぐ考え方で、GPLでは対象となる改変物を同じライセンスで提供し、対応するソースコードを利用できるようにする条件などがあります。
3種類と実際の製品を分ける
OSSにはOS(機器の資源やプログラムの実行などを管理する基本ソフトウェア)、通信ソフト、オフィスソフト、データベース管理ソフト、業務用アプリなどがあります。OSの例にLinuxやFreeBSD、Androidの公開基盤があります。Android Open Source ProjectはAndroidのコードを公開していますが、端末に付属する全アプリ・全サービスまでOSSとは限りません。
iOSやWindowsは製品全体が同じ意味でOSSのOSとして提供されているわけではありません。SafariはOSではなくブラウザです。使う際は、製品名だけで判断せず、対象部分、版、ライセンス、改変・配布の条件を確認します。
この説明に出てきた略語の正式名称
- OS
- Operating System
機器の資源やプログラムの実行などを管理する基本ソフトウェア
復習
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実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
「無料か有料か」と「利用・改変・再配布の条件」は,別々に考えよう。
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目48。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
- Open Source Initiative オープンソースの定義 ↗
- Android Open Source Project 概要 ↗
- Open Source Initiative GPL v3原文 ↗
- IPA 2022年度 問63 原本 ↗
- IPA 2023年度 問82 原本 ↗
- IPA 2024年度 問80 原本 ↗
- IPA 2024年度 問97 原本 ↗
- IPA 2025年度 問96 原本 ↗
- IPA 2026年度 問73 原本 ↗
- IPA 2026年度 問97 原本 ↗
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。