過去のデータへ戻す
- 差分方式で必要な最小の復元セットを選べる。
- 増分方式で必要な世代を漏れなく選べる。
- バックアップの目的・保存条件と復元試験を結び付けられる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 4節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1戻すためのコピーを残す
バックアップは、故障、誤操作、破損などから復元するためのコピーです。元データと同じ場所だけに置くと、一度の故障や被害で共に失うことがあります。複数世代を残す世代管理なら、最新分に誤りがあっても前の状態へ戻せます。
アーカイブは、使う頻度の低い情報を長期保存用にまとめることです。古い記録の保管が目的のアーカイブと、業務復旧のためのバックアップは目的が異なります。
変更前の資料
修正した資料
最新の資料
ハルとビットで、使い方を確かめよう
最新の差分だけでは足りない?
変更されていない部分は元のフルにあるから両方必要だよ。
2全部・差分・増分
フルバックアップは対象全体を保存します。差分バックアップは直近のフル以後の変更分を保存します。増分バックアップは直前のバックアップ以後の変更分を保存します。
土曜フル、日曜・月曜・火曜に更新するとします。火曜差分には日〜火の変更が含まれるので、火曜へ戻す最小セットは土曜フル+火曜差分です。日曜や月曜の差分は追加不要です。差分だけでは変更されなかった元のデータが不足します。
3復元の手順を試す
増分方式で火曜へ戻すなら、土曜フルに日曜増分、月曜増分、火曜増分を順に適用します。途中の増分が欠けると復元できないおそれがあります。
保存の成功通知だけで安心せず、対象、取得時刻、保管場所、復元する時点を記録します。別の試験環境で復元し、ファイルを開いて確認することが役立ちます。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
増分も最後の一つでよい?
増分は前回からの変更だけなので途中の分も必要だよ。
4取得から復元までをひと続きにする
バックアップは、コピーする前に「何を、いつの状態まで、どこへ保存するか」を決めます。例えば毎日更新する共有資料なら、対象フォルダ、取得時刻、残す世代数、元データとは別の保存先と担当者を決めておきます。更新中のデータは、利用するシステムが推奨する方法で整合した状態を取得します。
取得後は成功通知だけでなく、対象の漏れやエラー、保存先への記録を確かめます。取得日時と方式を記録し、誤操作や故障で元データと同時に失わないように保存先の権限と保管方法を管理します。
最後に別の試験環境で、必要なフル・差分・増分を使って復元します。ファイルが開くことや必要な内容がそろうことまで確認して、初めて「戻せるコピーか」を判断できます。保存した回数だけで復旧の確実さを決めないことが大切です。
復習
このレッスンを振り返ろう
差分なら最新分だけで復元できる?
答え方と、確認するポイント
変更されなかったデータの基礎としてフルも必要。直近フルと必要な時点の差分を使う。
増分で途中の日を飛ばしてよい?
答え方と、確認するポイント
その日にしか保存していない変更があるため,フル以後の必要な増分を順に使う。
成功通知のほかに何を確認すると,戻せるコピーか分かる?
答え方と、確認するポイント
対象・時点・世代・保存先を記録し,別環境で復元して必要な内容がそろい開けることを確認する。
問題で確かめる
実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
差分が「前回のバックアップから」か「最後のフルバックアップから」かを確認しましょう。
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目46。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。