ゼロから始める資格学習
全23章・シラバス6.5保存した教材
← 第15章「コンピュータ構成要素」の目次へ
15-04 · メモリ3節・復習・3問

速い場所と大きい場所を使い分ける

このパートで確かめること
  • キャッシュ・主記憶・補助記憶の役割を分ける
  • ヒットとミスの割合から平均アクセス時間を求める
  • メモリの世代・形状・容量の適合を確認する
表示・保存
説明 1 / 3
このページの目次 3節・復習と3問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1近くの少量、遠くの大容量

記憶階層は速度、容量、価格などの異なる記憶装置を組み合わせる考え方です。一般にCPU(中央処理装置)近くのキャッシュは高速で小容量、主記憶は実行中のプログラムデータ補助記憶は大容量の保存を担います。

作業机と書庫のたとえでは、キャッシュは手元、主記憶は机、補助記憶は書庫です。たとえは距離の理解のためで、実際には電子的に読み書きします。主記憶不足と保存容量不足は別問題です。

代表的な階層
場所役割一般的傾向
キャッシュ近くへ一時保持高速・小容量
主記憶実行中の作業場所中間
補助記憶長期保存大容量

上から順に確認しよう。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

保存先が空いていれば作業も速い?

ビット

保存容量と主記憶の余裕は別だよ。どこが不足しているか確認しよう。

この説明に出てきた略語の正式名称
CPU
Central Processing Unit
中央処理装置

2キャッシュにあれば待ちが短い

必要なデータキャッシュにあることをヒット、ないことをミスといいます。ヒット率が高ければ遅い主記憶へ取りに行く回数を減らせます。キャッシュは少ないほど必ず高速になる、という関係ではありません。

架空の簡略モデルで80%のアクセスが1ns、残り20%が合計11nsで完了するなら、平均は0.8×1+0.2×11=3ns。ミス時の11nsが合計か追加かで式が変わるため、条件を明記して計算します。

架空の平均時間
場合割合完了時間
ヒット0.81ns
ミス0.2合計11ns
平均0.8×1+0.2×113ns

上から順に確認しよう。

3世代と形状を両方確かめる

SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory:クロック同期するDRAM(情報保持のため定期的なリフレッシュを行う揮発性メモリ))のうち、DDR(Double Data Rate)はクロックの立上りと立下りを利用してデータ転送する方式です。

DDR3 SDRAMDDR4 SDRAMDDR5 SDRAMは異なる世代です。

DIMM(Dual In-line Memory Module)はメモリを載せたモジュール形状、SO-DIMM(Small Outline DIMM)は小型の形状です。世代が違うメモリは互換とは限らず、端子、電気仕様、対応機器を確認します。

容量が同じでも装着できるとは限りません。

二つの確認軸
確かめること
世代DDR3・DDR4・DDR5機器の対応世代
形状DIMMSO-DIMMスロットの形
容量8GBなど機器の対応上限

上から順に確認しよう。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

同じ容量なら差し替えできる?

ビット

世代と形状も合う必要があるよ。機器の仕様を確認するんだ。

この説明に出てきた略語の正式名称
DRAM
Dynamic Random Access Memory
情報保持のため定期的なリフレッシュを行う揮発性メモリ
2

復習

このレッスンを振り返ろう

主記憶不足は保存容量不足と同じ?

答え方と、確認するポイント

違います。実行中の作業場所と長期保存場所を分けます。

ミス時の時間が合計か追加かで式は同じ?

答え方と、確認するポイント

違います。設問の完了時間の定義を確認して割合で重み付けします。

8GB同士なら差し替え可能?

答え方と、確認するポイント

世代、形状、機器の対応上限なども確認します。

3

問題で確かめる

学んだことを問題で確かめよう

入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 3問
主記憶が不足している端末で、補助記憶の保存容量だけを増やした。適切な説明はどれか。
ヒントを見る

増やしたのが作業場所か保存場所かを確認します。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目41。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

3問 / 操作体験

模試の操作を試す

解答から結果の確認までを、3問で体験できます。100問・120分の第1模試も無料で利用できます。