ゼロから始める資格学習
全23章・シラバス6.5保存した教材
← 第14章「アルゴリズムとプログラミング」の目次へ
14-07 · アルゴリズムとプログラミング3節・復習・3問

探す範囲を絞る

このパートで確かめること
  • 線形探索で一致までの比較を数える
  • 整列済み配列を中央との大小で絞る
  • 整列の前提と一般的な計算量を区別する
表示・保存
説明 1 / 3
このページの目次 3節・復習と3問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1線形探索は一つずつ調べる

探索は目的の値や条件に合うデータを見つける処理です。線形探索法は先頭などから一つずつ比較します。未整列でも使えます。

配列[8,3,9,2]から9を探すなら、8は違う、3は違う、9は一致の3回です。見つからない場合は全要素を調べます。最悪時や平均的な比較回数は一般に要素数に比例しますが、先頭なら1回です。

9を探す
1回目

8≠9

2回目

3≠9

3回目

9=9で発見

数値は学習用の例。

22分探索は整列済みの中央を見る

2分探索法は値が昇順又は降順に整列した配列で、中央と比較し探索範囲を半分ずつ絞ります。昇順[2,4,6,8,10,12,14]から12を探すなら、中央8より大きいので右半分[10,12,14]、その中央12で見つかります。

順序がなければ中央より大きい値が左右どちらにもあり得て、半分を除外できません。整列が必要なのは2分探索で、線形探索に必須ではありません。

二分探索:調べる範囲を半分へ
整列済みの7個から12を探す24681012148より大きいので右側へ101214中央の12と一致12

値の大小で左右を選べるのは、探索対象が整列済みだからです。この例では中央8と12の2回の比較で見つかります。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

並んでいなくても中央を見ればいい?

ビット

左右どちらを捨てるか決められないから、2分探索には整列が必要だよ。

3一般的な増え方と今回の回数を分ける

2分探索では候補が半分ずつになるため、大きな配列では線形探索より少ない比較で済みやすくなります。候補数8→4→2→1のように減ります。

ただし探す値が先頭なら線形探索は1回です。「同じ配列ならどの値でも必ず2分探索の方が少ない」とは限りません。整列のための前処理、更新頻度、探索回数を含めて方法を選びます。

特徴を比べる
方法事前の整列回数の増え方
線形探索不要一般に要素数に比例
2分探索必要候補を半分ずつ削減

上から順に確認しよう。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

半分ずつならいつも最速?

ビット

先頭で見つかる線形探索は1回だよ。今回の回数と一般的な効率を分けよう。

2

復習

このレッスンを振り返ろう

一致した後の要素も比べる?

答え方と、確認するポイント

この探索は一致で止めるので比べません。

中央の値を除いた後、次にどこを見る?

答え方と、確認するポイント

残した候補範囲の中央です。

どんな値でも2分探索の方が少ない回数?

答え方と、確認するポイント

いいえ。先頭なら線形探索が1回です。一般的な増え方とは分けます。

3

問題で確かめる

実際の問題に挑戦しよう

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 3問
配列[4,7,2,9]を先頭から線形探索し2を探す。比較回数はどれか。
ヒントを見る

線形探索は一つずつ調べるで、条件と手順を確認しよう。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。

3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目37。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明・図の数値・身近な事例は学習用に作成しています。2026年9月14日確認。

3問 / 操作体験

模試の操作を試す

解答から結果の確認までを、3問で体験できます。100問・120分の第1模試も無料で利用できます。