一行ずつ値を追いかける
- 代入時点の値を使って順次処理を追う
- 境界値で実行する枝を選び、合流後の処理へ進む
- 前判定の繰返しが0回になる条件を読む
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 5節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1手順を明確にするのがアルゴリズム
アルゴリズムは目的を達成するための明確な処理手順です。プログラミングはその手順をプログラム言語で記述し、コンピュータで実行できるようにすることです。
流れ図(フローチャート)は矢印で処理順を示します。長方形は処理、ひし形は条件判定、開始・終了は端点を表す記号を使います。擬似言語は特定言語の細かな文法に依存せず手順を文章と記号で表す方法です。
数値を受け取る
合計へ加える
合計を表示する
数値は学習用の例。
2代入は右を計算して左へ保存
x←x+2は等式ではなく、現在のxに2を足した結果をxへ保存する代入です。最初x=3なら、実行後は5です。式は値を計算する表現、演算子は+、−、×などの操作記号です。
順次は上から順に実行する構造です。x←2、y←x+3、x←7なら最後のyは5のまま。代入時点の値を保存したので、後でxが変わってもyは自動的に変わりません。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
x←x+2だと、左右にxがあるけれど、どう読むの?
代入は方程式ではなく、右を計算して左を更新する命令だよ。
3条件で分ける選択
選択は条件式の真偽で実行する処理を変える構造です。if 金額≥1000なら送料←0、そうでなければ送料←200、と書けます。1000ちょうどを含むかは≥と>の違いで決まります。
入れ子のifでは外側の条件を通ってから内側を判定します。注釈は人のための説明で処理として実行しません。入出力は外から値を受け取り、結果を表示や返送する働きです。
4繰返しは条件の確認場所を見る
繰返しは同じ処理を複数回実行する構造です。whileで処理の前に条件を調べる形では、条件が真なら本体へ進み、本体の処理後にもう一度条件を調べます。最初から偽なら、本体は0回です。処理の後に条件を調べる形では、少なくとも1回は本体を実行します。
forは指定した範囲や要素を順に扱います。この例の「iを1から3まで1ずつ増やす」は、1、2、3を全て含む約束です。言語によって終端を含むかが違うため、問題の定義を確認します。
見る順序は、初期値、条件を調べる場所、本体で変える値、次の条件判定です。「この条件の間は続ける」のか、「この条件になったら終わる」のかも区別します。条件に関係する値が変わらないと、繰返しが終わらない場合があります。
i=1
i=2
i=3、その後終了
数値は学習用の例。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
3までって3も処理する?
この例では含むよ。問題や言語の決まりを先に確認しよう。
5送料の手順を流れ図と擬似言語で対応させる
同じ処理でも、流れ図と擬似言語では表し方が異なります。「金額が1000以上なら送料0、それ以外は送料200」を流れ図にすると、開始→金額の入力→ひし形の判定「金額≥1000」へ進みます。真の矢印は長方形の処理「送料←0」へ、偽の矢印は「送料←200」へ進み、その後は二つの経路が合流して送料を出力し、終了します。
擬似言語では、同じ分岐を「if 金額≥1000 then 送料←0 else 送料←200 endif」と表せます。真か偽のどちらか一方の代入だけを実行し、その後の出力はどちらの場合も実行します。金額1000なら真の経路で0、999なら偽の経路で200です。
図を読むときは、矢印が示す処理順、判定から分かれる真偽の経路、合流する位置を確かめます。二つの代入を両方とも実行する順次処理にすると結果が変わるため、図の分岐と擬似言語のifを一対一に対応させて読みます。
金額・送料の単位は円です。999円と1,000円を試すと、1,000円ちょうどが「はい」の経路に進むことを確かめられます。
復習
このレッスンを振り返ろう
後でxを変えると、先に代入したyも変わる?
答え方と、確認するポイント
yを更新する命令がなければ変わりません。
>1500は1500を含む? 分岐後の加算はいつ行う?
答え方と、確認するポイント
含みません。選んだ片方の枝の処理後、共通の加算へ進みます。
最初のwhile条件が偽なら本体は何回?
答え方と、確認するポイント
処理前に判定するwhileなら0回です。
問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
ここではオリジナル問題3問で、学んだ考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確認しましょう。
ヒントを見る
代入は右を計算して左へ保存で、条件と手順を確認しよう。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目37。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明・図の数値・身近な事例は学習用に作成しています。2026年9月14日確認。