中心とばらつきを読む
- 区間の境界と、平均・中央値を読み分けられる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 2節・復習と2問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1集計して分布を見る
度数分布表は、値を区間に分けて各区間の件数を数えた表です。ヒストグラムでは、その分布を隣り合う柱で表します。ここでは区間の幅を等しくそろえ、柱の高さを度数にします。例えば0以上20未満、20以上40未満、40以上60未満に分けると、境界の20は二番目の区間に一度だけ数えます。
区間の幅や境界を変えると分布の見え方も変わります。別の集団と比べる際は区間の条件をそろえます。幅が異なる区間を使うヒストグラムでは、単に高さを件数にすると広い区間が過大に見えるため、面積と度数の関係にも注意が必要です。
項目別の件数を比べる棒グラフと異なり、ヒストグラムの横軸は数値の区間を表します。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
平均だけ見れば十分?
極端な値の影響もあるから、中央値や分布も見るとよいね。
2平均・中央値・最頻値
平均値は合計÷個数。中央値(メジアン)は小さい順に並べた中央で、偶数個なら中央2個の平均。最頻値(モード)は最も多く現れる値です。
例:10、20、20、30、120の平均は200÷5=40、中央値は3番目の20、最頻値も20。120のような大きな値は平均を押し上げます。9個なら中央値は5番目で、合計2700なら平均300。平均から中央値を逆算はできません。
数値は学習用の例。
3ばらつきを数にする
分散は平均との差を2乗して平均したものです。ここでは全データを対象に個数で割ります。2、4、6なら平均4。差は−2、0、2、2乗は4、0、4なので分散8/3。標準偏差は分散の平方根で約1.63です。
2乗すると負の差と正の差が打ち消し合いません。標準偏差は元の値と同じ単位なので大きさを解釈しやすく、同じ平均でも値が散らばるほど一般に大きくなります。標本から母分散を推定するときは個数−1で割る不偏分散もあります。
4偏差値は平均との差をそろえて比べる
偏差値=50+10×(得点−平均点)÷標準偏差です。平均点なら50、平均より標準偏差一つ分高ければ60です。
得点71、平均58、標準偏差6なら、差13→13÷6≒2.17→50+21.7≒71.7。別教科で同じ71点でも平均62、標準偏差5なら68です。2023年度問77ではほかに社会が(71−55)÷9≒1.78、理科が(71−60)÷7≒1.57です。
数学の約2.17が最大なので、同じ50+10倍で作る偏差値も数学が最大です。点数そのものではなく、平均との差をばらつきで割って比べます。標準偏差0ではこの式は使えません。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
同じ点数なのに偏差値は違うの?
周りの平均とばらつきの中での位置だから違うことがあるよ。
復習
このパートを振り返ろう
境界値を二つの区間へ重ねて数えてよいか。極端な値は平均と中央値へ同じ影響を与えるか。
答え方と、確認するポイント
重ねない。以上・未満を確認する。極端な値は平均を大きく動かすが、中央の位置で決まる中央値とは影響が異なる。
問題で確かめる
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IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題1問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
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オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
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学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目34。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。