役立つサービスを届ける
機能が動くだけで、利用者の目的を満たせるか考えます。
- 必要な機能と利用できる条件を区別できる。
- 道具だけでなく組織の仕組みとしてサービスを管理できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 3節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1サービスは利用者の目的を助ける
サービスは、利用者が望む成果を得られるように価値を提供するもの。予約サービスなら、利用者はサーバを所有することより、空き時間を確認して予約できることを求める。サービスマネジメントは、人・手順・技術を組み合わせ、計画立案、設計、移行、提供、改善を管理する活動である。
機器だけを動かすのではなく、利用者の業務に役立ち、安定して使え、問い合わせにも対応できる状態を保つ。独立した立場で検証するシステム監査、人員だけを扱う人的資源管理、施設だけを扱うファシリティマネジメントとは対象が異なる。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
動く機能を作れば完成?
使いたい時に使え、困った時に支援を受けられることも必要なんだよ。
2何ができるかと安心して使えるか
有用性は、必要な機能を備え目的に役立つこと。保証は、必要なときに利用できる、十分な能力がある、安全に使える、といった提供条件を満たすこと。ソフトとの連携やアイコンを使う機能は有用性側、常時利用できることは保証側である。
無料かどうかは価格の話。
可用性は合意した利用時間にサービスを使える程度を表す。機能が豊富でも止まっていれば使えない。資源に対する効率や画面の使いやすさとも分けて考える。
3共通の考え方を現場に合わせる
ITIL(Information Technology Infrastructure Library:IT(情報技術)サービスマネジメントの知識をまとめた枠組み)は、サービスを管理するための実践を整理したフレームワーク。製品名や一つのソフトではなく、自社に合う手順を考える際に利用する。
サービスマネジメントシステムは、方針・責任・手順・資源・測定を組織として整え、サービス管理を継続する仕組み。ISO(国際標準化機構)/IEC(国際電気標準会議) 20000-1には組織に対する要求事項がある。管理ソフトを買うだけで仕組みが完成するわけではない。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
管理用ソフトを買えば十分?
担当と手順、測定と改善を含む組織の仕組みを作るんだよ。
この説明に出てきた略語の正式名称
- IT
- Information Technology
情報技術 - ISO
- International Organization for Standardization
国際標準化機構 - IEC
- International Electrotechnical Commission
国際電気標準会議
復習
このレッスンを振り返ろう
有用性と保証はそれぞれ何を確かめるか。
答え方と、確認するポイント
必要な機能で目的に役立つかと、必要な時間・能力・安全性等の条件で使えるかを確かめる。
管理ソフトを購入するだけでは何が足りないか。
答え方と、確認するポイント
方針・責任・手順・測定・改善等の活動。ITIL等を参考に、自社の状況に合う仕組みを整える。
問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
何ができるようになったかに着目します。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目28。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
- IPA ITパスポート試験 シラバス6.5 ↗
- IBM サービスマネジメント ↗
- ISO/IEC 20000-1 サービス管理システム要求事項・概要 ↗
- IPA 2022年度 問39 ↗
- IPA 2024年度 問44 ↗
- IPA 2025年度 問36 ↗
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。