止まりにくい仕組みに改善する
故障や災害が起きても必要なサービスを続ける方法を学びます。
- 中断の頻度の改善と、大きな災害への継続準備を選べる。
- 一件の復旧と管理の仕組みを改善する活動を区別できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 3節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1中断を減らし、災害にも備える
サービス可用性管理は、合意した時間にサービスを利用できるよう管理する活動。ネットワークを二重化し、一方が壊れてもサービスが続くようにする方法がある。
MTBSI(Mean Time Between Service Incidents:平均サービスインシデント間隔)は、中断事象の発生間隔を表す指標。中断を減らして間隔を長くすることと、中断後の原因究明や復旧にかかる時間を短くすることは別の観点。
利用者数を増やすことや問い合わせの待ち時間を減らすことも、中断間隔の改善そのものではない。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
早く直すことと、止まりにくくすることは別?
そうだよ。中断が起きる頻度と、起きた後の時間を分けて見るんだ。
2サービス継続管理
サービス継続管理は、大きな障害や災害でも合意した水準でサービスを続け、又は回復できるよう備える活動。代替拠点、バックアップ、復旧手順、要員の連絡先などを準備し、訓練で使えるか確かめる。
日常の小さな停止の早期復旧だけでなく、建物が使えないなどの事態も想定する。事業の優先順位を踏まえ、どのサービスからいつまでに復旧するかを決める。
3報告と継続的改善
サービスの報告では、合意水準に対する実績、停止、問い合わせ、傾向、改善策を関係者に伝える。PDCA(Plan–Do–Check–Act:計画・実行・評価・改善)は、目標と方法を決め、実施し、結果を確認し、見直す繰返し。
継続的改善は、目の前の障害を一件直すだけではなく管理の仕組みも見直す。異常の兆候を早く検知する監視方法の改善は、今後の早期対応を可能にする。故障機器を交換したり、発生した事象の原因を除去したりする直接対応と区別して考える。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
一度直したら改善は終わり?
結果を測って、次の問題を減らすよう手順も見直すんだよ。
復習
このレッスンを振り返ろう
中断の発生間隔と、中断後の復旧時間は同じものか。
答え方と、確認するポイント
別の指標。止まりにくくする備えと、起きた後に早く回復する備えを組み合わせる。
容量不足を一時的に解消することと、監視方法の見直しは何が違うか。
答え方と、確認するポイント
前者は今回の復旧への対応。後者は今後の兆候を早く捉える管理の仕組みの改善。実績で効果を確認する。
問題で確かめる
実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
中断を減らし、災害にも備えるの説明を確認しよう。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目29。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。