レジから商品の来歴まで
- POSが販売時点に記録する商品・数量・時刻などを選ぶ
- セルフか店員操作かの違いを、POSの記録機能と区別する
- ICタグの無線読取りを、図形の光学的な読取りと区別する
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 2節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1売れた瞬間が次の発注を変える
流通情報システムは、仕入れ・入荷・在庫・販売・配送の情報をつなぐ仕組みです。POS(Point of Sales:販売時点情報管理)システムは、商品、数量、時刻、金額などを会計時に記録します。例えば雨の日に売れた傘の数を調べ、次の雨の前に補充できます。
セルフレジは客が商品登録や精算を行う仕組みです。セルフか店員操作かは操作する人の違いで、販売情報を集めるPOSの役割とは別の軸です。
- 1会計
商品・数量・時刻を記録
- 2集計
雨の日の傘の売上を比較
- 3発注
次の雨の前に補充
本文の例を役割や順序で整理した模式図です。
2ICカードの記録と、RFIDの無線読取り
IC(Integrated Circuit:集積回路)カードは、チップに情報を記録したカードです。接点を使う接触型と、近くの読取機と無線でやり取りする非接触型があります。RFID(Radio Frequency Identification:無線による識別)は、電波でICタグの識別情報などを読む技術です。
衣服のICタグをまとめて読み棚卸しを短縮したり、非接触IC定期券を改札にかざしたりできます。QR(Quick Response)コードは図形をカメラなどで読む方式です。携帯電話の通話継続や位置情報の送信は移動体通信で、ICタグの読取りとは違います。
本文の例を役割や順序で整理した模式図です。
この説明に出てきた略語の正式名称
- AI
- Artificial Intelligence
人工知能
3追跡できる記録をつなぐ
トレーサビリティは、商品や原料の来歴、所在、移動先を追えることです。食品のロット番号と製造・出荷先を記録すると、問題のあるロットの納入先を絞って回収できます。
ブロックチェーンは、取引の記録をまとまりごとに関連付け、複数の参加者で整合性を確認・共有する技術です。デジタル社債の移転記録や食品の受渡し記録で、事後の書換えを検出しやすくできます。ただし入力前の虚偽まで自動的に正せるわけではありません。
スマートコントラクトは、所定条件で処理するプログラムです。例えば受領が確認されたら支払処理を実行する設計が考えられます。外部の受領情報の信頼性も必要です。
- 1生産
原料と製造ロットを記録
- 2受渡し
出荷先と受領を記録
- 3回収
該当ロットの行先を特定
本文の例を役割や順序で整理した模式図です。
4金融と観光でも目的から読む
金融情報システムは、預金残高、送金、証券取引などを正確に処理・管理します。フィンテック(FinanceとTechnologyを組み合わせた語)は、技術を使う金融サービスの革新や潮流です。スマートフォン送金はその例で、ブロックチェーンという個別技術と同義ではありません。
観光のインバウンド需要は外国から国内に来る旅行者等の消費需要です。国内から海外へ行くのはアウトバウンド。旅行会社が予約や多言語決済に対応する場面で区別します。アウトソーシングは業務の外部委託、インキュベータは起業を支援する組織です。
オムニチャネルは店・Web等の販売接点の連携、One to Oneマーケティングは個客に合わせた対応であり、金融技術全体の名称ではありません。
本文の例を役割や順序で整理した模式図です。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
記録を改ざんしにくければ、原料の産地も必ず本当?
入力時に誤った産地を書けば、誤情報が残るんだ。現物と記録を結び付ける確認が欠かせないよ。
復習
このパートを振り返ろう
問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
商品が売れた瞬間に、レジで残せる記録を考えよう。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目14。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。