お金の移動と読み取り方式
- ICの無線通信と、QRの画像読取りを区別できる。
- 電子資金移動を、注文データの交換や銀行の照会と区別できる。
- CBDCの条件を、民間の電子マネーや暗号資産と区別できる。
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 4節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1現金を渡さない決済
キャッシュレス決済は、紙幣や硬貨を直接使わず代金を支払うことです。スマートフォンのキャリア決済は購入代金を携帯電話料金などと合わせて支払う方式です。非接触IC(Integrated Circuit:集積回路)決済は、カードや端末内のICと読取機が近距離の無線で情報をやり取りします。
QR(Quick Response)コード決済は二次元コードを読み取って支払情報などを取得します。利用者が店のコードを読む方式と、店が利用者のコードを読む方式があります。読み取り方式だけでは前払い・即時払い・後払いのどれかは決まりません。
読取り方式だけでは前払い・即時払い・後払いは決まらない。
2カードと無線タグの用途
RFID(Radio Frequency Identification:電波による識別)は、ICタグなどを電波で読み取り識別する技術です。倉庫の荷物確認、貸出物管理、非接触のICカード利用が例です。IC定期券を改札機にかざす動作は、カードの情報を無線で読み取る例です。
QRコードは印刷や画面の模様を画像として読むので、ICタグの無線読取りとは違います。スマートフォンの通話が移動中も続くことや、携帯通信でデータを送ることも、それだけでRFIDとはいえません。
ハルとビットで、使い方を確かめよう
かざすのもコードを見せるのも、同じ通信?
ICは電波、コードは画像の読取りだよ。外見が似ても仕組みを分けよう。
3銀行サービスと資金移動
EFT(Electronic Fund Transfer:電子資金移動)は、金融機関などのシステムを通じて電子的に資金を移動することです。銀行振込をイメージしましょう。インターネットバンキングはネットで残高照会や振込などの銀行サービスを利用することです。
インターネットトレーディングは、ネットを使って株式などの売買注文をすることです。画面から発注できても価格変動による損失の可能性は残ります。注文データの交換、資金の移動、金融商品の売買を分けて読みます。
この説明に出てきた略語の正式名称
- EDI
- Electronic Data Interchange
注文書や請求書などの業務データを、取引先と合意した形式で電子的に交換する仕組み
4電子マネー・暗号資産・中央銀行のお金
電子マネーは電子的に記録された価値を支払に使う仕組みです。あらかじめ入金した残高で買物をする例があります。暗号資産はネット上で移転・取引できる財産的価値で、円などの法定通貨そのものではありません。価格変動や秘密情報の管理に注意が必要です。
CBDC(Central Bank Digital Currency:中央銀行発行デジタル通貨)は、デジタル化され、円などの法定通貨建てで、中央銀行の債務として発行されるものです。一般の事業者の電子マネーや暗号資産とは発行主体と性質が違います。
日本の導入を決定済みと捉えず、概念を区別しましょう。
日本のCBDC導入を決定済みと捉えない。
復習
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問題で確かめる
学んだことを問題で確かめよう
入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
カードの中のチップと通信するのか、表面の模様を撮影するのかを比べよう。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目16。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。