情報を守る七つの性質
- 完全性を、誤りや無断変更から守る性質として判断する
- 許可外のアクセスを防ぐ対策を機密性へ対応させる
- 利用継続への対策を可用性へ対応させ、他の性質との違いを説明する
点線のことばを押すと、意味と使い方を調べられます。
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このページの目次 3節・復習と3問
- 1説明を読む
- 2復習する
- 3問題を解く
- 4次へ進む
1秘密・正確・使えるを分ける
機密性(Confidentiality)は許可された人だけが情報を扱えること、完全性(Integrity)は情報が正確で欠けず、無断変更から守られること、可用性(Availability)は必要なときに利用できることです。
頭文字でCIAと呼びます。
名簿の流出は機密性、金額の誤入力は完全性、予約サイトの停止は可用性の問題です。攻撃だけでなく、誤操作でも損なわれます。
他人へ漏らさない
金額を正しく保つ
予約時に使える
機密性:他人へ漏らさない/完全性:金額を正しく保つ/可用性:予約時に使える
ハルとビットで、使い方を確かめよう
パスワードがあれば全部安全?
閲覧制限には役立つけれど、入力間違いや停電には別の備えが必要だよ。
2目的に合った対策を選ぶ
アクセス制御は権限のない閲覧を制限し、機密性を守ります。デジタル署名は送信元の確認や改ざん検知に役立ち、完全性を確かめます。機器の二重化は片方が壊れても使えるようにし、可用性を高めます。
署名した文書でも本文が自動で秘密になるわけではなく、停止もしなくなるわけではありません。一つの対策で全てを守れると考えないことが選択の鍵です。
機密性
完全性
可用性
閲覧制限:機密性/署名の検証:完全性/機器の二重化:可用性
ハルとビットで、使い方を確かめよう
署名があれば中身も隠れる?
署名は本物か、変わっていないかを確かめるものだよ。内容を隠す暗号化とは別なんだ。
3守る性質と証拠を対応させる
停止して使えないのは可用性、誤入力で正しくないのは完全性、権限外の人へ漏れるのは機密性の損失です。アクセス制御や入室制限は、権限外の閲覧を防ぐことで機密性に役立ちます。
署名の検証は改ざん検知に役立ちますが、本文の秘密や稼働継続を自動では保証しません。否認防止は承認や送信の行為を後から否定されないよう、証拠を確保することです。
復習
このパートを振り返ろう
他人に見られなくても金額を誤入力したら、何が損なわれますか。
答え方と、確認するポイント
情報の正確さである完全性が損なわれます。攻撃ではない誤操作でも生じます。
無許可の人がサーバへ触れないようにする目的は何ですか。
答え方と、確認するポイント
許可された人だけが情報へアクセスできる機密性を高めることです。
サーバを二重化すれば、入力間違いや情報漏えいも全て防げますか。
答え方と、確認するポイント
主に高めるのは可用性です。正確さを守る処理や閲覧権限の管理は別に必要です。
問題で確かめる
実際の問題に挑戦しよう
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題2問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。
ヒントを見る
値の正しさ、秘密の保持、必要時に使えることのどれが損なわれたかを考えます。
オリジナル入門問題 · シラバス 6.5
公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。
3問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。
出典・参考資料を確認する
学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目62。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。
学習範囲と参考資料
シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。