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22-03 · ネットワーク方式4節・復習・4問

小さな機器から必要な情報を集める

このパートで確かめること
  • エッジ処理を通信方式や分析方法と区別する
  • 少量データの距離と電力に合う通信を選ぶ
  • 通信線からの給電と電力線通信を区別する
  • 測定と物理的な動作を担う機器を区別する
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説明 1 / 4
このページの目次 4節・復習と4問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1近くで集め、必要な情報を送る

IoT(Internet of Things:モノのインターネット)は、センサーなどを備えた機器をネットワークにつなぎ情報を収集・活用する仕組み。IoTデバイスから集めた情報をIoTサーバで管理・分析する。IoTエリアネットワークは現場の機器同士などを結ぶ範囲の網だ。

エッジコンピューティングは、機器に近い場所で一部の処理を行うこと。工場で異常を現場判定して要約だけ送れば、通信量や中央サーバの負荷を抑え、反応を早められる。全データを遠隔のクラウドへ集める処理とは場所が違う。

温度を監視する例
項目意味・例
デバイス温度を測定
現場のエッジ異常を判定・要約
IoTサーバ複数現場の情報を管理

例は学習用です。

2近距離と広域の省電力通信

BLEBluetooth(近距離の機器間接続などに使う無線技術) Low Energy:Bluetoothの低消費電力方式)は、小さな電池で動くセンサーなどの通信に向く。赤外線ではなく電波を使う。Bluetooth Classicだけに対応する機器と無条件に通信できるわけではなく、Wi-Fi(無線LANの技術に使われる名称)ともそのまま直接通信する規格ではない。

LPWA(Low Power Wide Area:低消費電力・広域通信)は、少量の情報を広い範囲へ省電力で送る方式の総称。遠くの水道メータの数値送信などに向く。広域かつ省電力である代わりに、大容量動画の高速配信には一般に向かない。

用途に合わせる
項目意味・例
BLE近くの小型センサー
LPWA離れた場所の少量データ
高速無線LAN(一定の範囲内の機器を接続するネットワーク)など大きい画像・動画の送信

例は学習用です。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

遠くへ送るなら電池も大きい?

ビット

少量の通信に絞って広域と省電力を両立するLPWAがあるよ。

この説明に出てきた略語の正式名称
Bluetooth
Bluetooth
近距離の機器間接続などに使う無線技術
LAN
Local Area Network
一定の範囲内の機器を接続するネットワーク

3電波以外や極近距離の方式

NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)は、かざすようなごく近い距離の通信。IrDA(Infrared Data Association)は赤外線通信の規格で、電波によるBLEとは異なる。

PLC(製品ライフサイクル)(Power Line Communication:電力線通信)は電線に通信信号を重ねる方式。

PoE(Power over Ethernet)は逆に、LANケーブルで通信とともに機器へ給電する。エネルギーハーベスティングは光・熱・振動などの周囲のエネルギーから電力を得る技術で、通信規格ではない。

何を利用するか
項目意味・例
NFCIrDA近接の電波/赤外線
PLCPoE電線で通信/LAN線で給電
エネルギーハーベスティング周囲の光や振動から発電

例は学習用です。

この説明に出てきた略語の正式名称
PLC
Product Life Cycle
製品ライフサイクル

4通知する機器と処理の考え方

ビーコンは、位置や存在の目印などになる信号を送るもの。店内の近接案内などにBLEのビーコンが使われる。アクチュエータはモーターなど、命令を物理的な動きへ変える装置。スマートメータは通信機能を備えた計量器だ。

機械学習データから規則を学ぶ方法、ブロックチェーンは記録を鎖状につなぎ共有する仕組み。どちらも処理場所を表すエッジコンピューティングとは別の軸で、組み合わせることもできる。

現場での役割
項目意味・例
ビーコン存在や近接の手掛かりを送る
アクチュエータ命令で弁を開く
スマートメータ使用量を測って送る

例は学習用です。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

現場で処理するのと学習するのは同じ?

ビット

処理の場所と処理の方法は別の軸だよ。

2

復習

このレッスンを振り返ろう

現場で異常を判定して通知だけを送るのは、どの点がエッジ処理ですか。

答え方と、確認するポイント

機器に近い現場で処理する点です。分析に機械学習を使うかなどの処理方法とは別の軸です。

離れた畑から小さな測定値を電池で長く送りたいとき、何を優先しますか。

答え方と、確認するポイント

通信距離、少量のデータ消費電力を重視してLPWAなどを比較します。近距離の省電力通信で使うBLEや、大容量の動画送信とは条件が違います。

PLCとPoEは何が逆になっていますか。

答え方と、確認するポイント

PLCは電力線を使って通信し、PoELANケーブルを使って給電します。

温度を測る装置と、命令に従って弁を動かす装置は何ですか。

答え方と、確認するポイント

前者はセンサー、後者はアクチュエータです。ビーコンは位置や存在の手掛かりを送るなど、役割を分けます。

3

問題で確かめる

学んだことを問題で確かめよう

過去問を参考にした独自問題1問、入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

オリジナル入門問題1 / 4問
工場のカメラ映像を現場近くの装置で分析し、異常の通知だけを遠隔サーバへ送る。処理場所の特徴を表すものはどれか。
ヒントを見る

機械学習などの方法ではなく、どこで処理しているかに注目します。

オリジナル入門問題 · シラバス 6.5

4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目58。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

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