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11-07 · ファシリティマネジメント3節・復習・4問

施設と電源を守る

機器の外側にある電源や施設が、サービスを支える理由を学びます。

このパートで確かめること
  • 設備や空間の改善と、勤務制度・ソフトウェア管理を区別できる。
  • 停電時の給電と物理的な侵入への対策を選べる。
  • IT機器自体の環境負荷軽減を選べる。
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このページの目次 3節・復習と4問
  1. 1説明を読む
  2. 2復習する
  3. 3問題を解く
  4. 4次へ進む

1設備を最適な状態に保つ

ファシリティマネジメントは、建物や設備などの資源を維持し、利用状況に合わせ最適な状態へ改善する考え方。サーバ室の空調、配線、電源、入退室、オフィスの面積や配置を扱う。

フリーアクセスフロアは、取り外せる床パネルの下に配線空間を設ける二重床。配線の変更や保守をしやすくする。固定席を決めない働き方や無線接続場所ではない。在宅と出社を組み合わせる場合のレイアウトや面積見直しは施設の改善だが、勤務制度やソフト更新そのものは別の管理である。

設備を最適な状態に保つ
対象考え方・例
建物・設備空調・電源・配置を管理
二重床パネル下の配線を変更しやすい
利用変化出社人数に合わせ面積を見直す

数値と場面は学習用の例。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

停電と雷は同じ装置で対策?

ビット

電源がなくなる対策と、異常な電圧が来る対策を分けるんだよ。

2停電対策と雷対策

UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)は、停電時に蓄電池などから一時的に電力を供給し、継続運転や安全な停止の時間を確保する装置。長時間の供給には自家発電装置などと組み合わせる。

発電装置が立ち上がるまでの橋渡しにも使う。

サージ防護は、雷などによる瞬間的な過電圧・過電流から機器を保護する対策。UPSの主目的である停電時の電源維持とは異なる。製品によって保護機能が付く場合もあるが同じものとは扱わない。

停電対策と雷対策
対象考え方・例
UPS停電直後の一時的給電
自家発電燃料などを用い長時間の給電を補う
サージ防護雷などの異常な電圧・電流を抑える

数値と場面は学習用の例。

3物理的安全と省エネルギー

入退室の認証や記録は、機器のある場所へ無関係な人が入るのを防ぐ物理的対策。施設の詳細な場所を不要に公開しないことも物理的な危険を減らす場合がある。ただし場所の秘匿だけに頼らず入退室管理を組み合わせる。マルウェア対策ソフトやライセンス管理は物理設備の管理とは異なる。

グリーンIT(情報技術)のうちGreen of ITは、IT機器自体の省エネルギーなど環境負荷を減らす取組。省電力機器、適切な冷却、利用率に合う集約などが例。IPS(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)は不正通信を防ぐ仕組みで電源装置ではない。

無線LAN(Local Area Network:構内通信網)は通信手段で、雷対策の代わりではない。

物理的安全と省エネルギー
対象考え方・例
物理的安全入退室認証と記録
別の管理マルウェア対策・ライセンス管理
Green of IT機器の消費電力と冷却負荷を減らす

数値と場面は学習用の例。

ハルとビットで、使い方を確かめよう

ハル

設備を守るって故障を直すことだけ?

ビット

安全、使いやすさ、省エネルギーも考えて施設を改善するんだよ。

この説明に出てきた略語の正式名称
IT
Information Technology
情報技術
2

復習

このレッスンを振り返ろう

ファシリティマネジメントが直接扱う対象を挙げると何か。

答え方と、確認するポイント

建物、電源、空調、配線、部屋の配置や面積など。利用実態に合う状態へ改善する。

UPSと入退室管理は、それぞれ何へ備えるか。

答え方と、確認するポイント

UPSは停電時の一時的な給電、入退室管理は権限のない入室の防止と記録。雷の異常電圧へのサージ防護とも役割を分ける。

Green of ITで改善する対象は何か。

答え方と、確認するポイント

IT機器そのもの。消費電力、冷却、集約等を見直す。

3

問題で確かめる

実際の問題に挑戦しよう

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公開過去問1問、入門の確認問題3問で、この範囲の考え方を使います。答えを選んだら、正解の理由とほかの選択肢の違いも確かめましょう。

IPA ITパスポート試験 2026年度 公開問題 問541 / 4問
ある組織では過去には全員出社して業務を遂行していたが,現在は出社とテレワークの両方を使い分けて業務を遂行している。この組織において,ファシリティマネジメントの観点で改善を図っている事例として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a 従業員のPCにインストールされたWeb会議用のソフトウェアを常に最新にし,Web会議における利便性及びセキュリティを向上させる。 b 執務室のレイアウト変更や大画面のTV会議室の設置を行い,従業員間のコミュニケーションを取りやすくする。 c 出社率を踏まえてフリーアドレスエリアの割合を増加し,オフィスを縮小させる。 d 短時間勤務や自宅外での業務を可能とする制度を導入し,様々な従業員が業務に参画しやすくする。

ヒントを見る

改善の対象が,施設・設備・執務空間かを確認しましょう。

IPA ITパスポート試験 2026年度 公開問題 問54 · 公式分野:マネジメント系

IPAの問題原本 ↗

出典:IPA。表記・表の配置を整えています。解説は当サイトが作成したものです。

公開問題・原図の著作権はIPAにあります。表記・表の配置を整えています。解説は当サイト独自のものです。

4問中0問の答えと解説を確認しました。選んだ答えの理由も確かめてから、次へ進みましょう。

自作解説 · 2026.09.15 確認
出典・参考資料を確認する

学習範囲:IPA シラバス Ver.6.5 ↗ 項目30。身近な例・会話・図解・確認問題は当サイトのオリジナルです。

学習範囲と参考資料

シラバスは学習範囲の根拠です。説明は参考資料を基に当サイトが作成しています。身近な事例・会話・図の数値は学習用の架空例です。2026年9月10日確認。

3問 / 操作体験

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